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J-GLOBAL ID:200903011217267010

すべり軸受におけるオーバーレイ層形成方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 落合 健 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992075942
Publication number (International publication number):1993239691
Application date: Feb. 28, 1992
Publication date: Sep. 17, 1993
Summary:
【要約】【目的】 すべり軸受において、特定構造を持つオーバーレイ層をライニング層上に確実に形成する。【構成】 オーバーレイ層6は、回転軸4との摺動面5を形成すべく、結晶面をミラー指数で(h00)面と直交する方向に配向させた複数の四角錐体状Pb合金結晶8を有する。これにより摺動面5の表面積を拡大してオーバーレイ層6に十分な保油性を持たせることができ、また四角錐体状Pb合金結晶8の頂点a側を優先的に摩耗させてオーバーレイ層6の初期なじみ性を向上させることができる。この種オーバーレイ層6をライニング層3上に電気メッキ法により形成するに当り、ゼラチンおよびヒドロキノンを添加されたメッキ液を用いることによって、前記配向性を有する四角錐体状Pb合金結晶8の析出を促進し、またその規則的配置を現出させる。
Claim (excerpt):
摺動面(5)を形成すべく、結晶面をミラー指数で(h00)面と直交する方向に配向させた複数の四角錐体状Pb合金結晶(8)を有するオーバーレイ層(6)をライニング層(3)上に電気メッキ法によって形成するに当り、メッキ液として、Pbイオンおよび合金元素イオンを含む電解液にタンパク質および多価フェノール系化合物を添加したものを用い、前記電解液1リットル当りの前記タンパク質の添加量をXgとし、また前記電解液1リットル当りの前記多価フェノール系化合物の添加量をYgとしたとき、両添加量の比X/Yを、0<X/Y≦20に設定して、前記摺動面(5)における前記四角錐体状Pb合金結晶(8)の存在率を高めることを特徴とする、すべり軸受におけるオーバーレイ層形成方法。
IPC (4):
C25D 7/10 ,  C25D 3/56 ,  C25D 5/10 ,  F16C 33/12

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