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J-GLOBAL ID:200903011521076833
マイルドな条件による使用済核燃料再処理方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
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Agent (1):
伊東 忠彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995268682
Publication number (International publication number):1997113681
Application date: Oct. 17, 1995
Publication date: May. 02, 1997
Summary:
【要約】【課題】 高温、強酸溶液の使用といった過酷な条件によらず、常温で弱酸の溶液を使用するマイルドな条件下でまた有機溶媒を使用しない分離方法により使用済核燃料の再処理を行う。【解決手段】 使用済核燃料の溶解は二酸化塩素ガスまたはオゾンガスの存在下において弱塩酸又は弱硝酸で行う。核燃料を溶解した溶液にpH8〜10に調整した炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムの混合水溶液を添加し、アクチニイド元素(U,Pu,Np,Am)の炭酸錯体を形成させる。この溶液をアミドオキシウム樹脂を通すことによりアクチニイド元素を分離回収する。残留する溶液あるいは沈殿生成物を強酸や有機溶媒を使用することなく、目的に応じて分離回収するようにしている。
Claim (excerpt):
使用済核燃料を弱硝酸溶液又は弱塩酸溶液の弱酸溶液により溶解した溶液から核燃料物質と核分裂生成物質を含む他の物質とを分離して夫々回収する使用済核燃料再処理方法において、(a)使用済核燃料を溶解した弱酸性溶液に炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムの混合液を添加することによりpHを8乃至10に調整してウラン、プルトニウム、ネプツニウム及びアメリシウムの炭酸錯体を形成するとともに、希土類元素、キュウリウム及びストロンチウムを含む核分裂生成物を沈殿させる工程と、(b)上記工程(a)で得た炭酸錯体を含む溶液をアミドキシム樹脂に通してウラン、プルトニウム、ネプツニウム及びアメリシウムを該アミドキシム樹脂に吸着させて回収する工程、の各工程を有することを特徴とする使用済核燃料再処理方法。
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