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J-GLOBAL ID:200903011724347522

超音波診断装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 伊藤 進
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994262754
Publication number (International publication number):1996117227
Application date: Oct. 26, 1994
Publication date: May. 14, 1996
Summary:
【要約】【目的】 従来のカラードプラのもつ欠点を解決するべく先に発明された空間周波数の概念を取り入れた開口合成技術を用いて、静止反射体の影響をなくして精度を高めてドプラ情報を抽出すること。【構成】 単純に振動素子群を順番に送信駆動して、波面信号を得てスペクトル分布を求めるだけでは、静止反射体によるスペクトル成分が混在するため、振動子アレイ1を互いに異なる方向から駆動して超音波の送受波を行い、これら駆動順序に対応した各データを波面メモリ10に格納し、波面メモリ10からLUT11により所定焦点位置おける第1及び第2の波面データとして取り出し、第1と第2のスペクトル分布を求めこれら分布の差をとることにより、静止反射体の影響を取り除いた移動反射体のみに起因するドプラ情報を精度良く抽出する。
Claim (excerpt):
観察対象に対して、所定の複数の方向について互いに異なる第1および第2の駆動順序で超音波の送受波を行う超音波送受波手段と、前記超音波送受波手段へ超音波励起信号を出力する送信部と、前記超音波送受波手段から出力される前記観察対象の反射信号を増幅する受信部と、を有する送受信手段と、前記受信部の出力信号を格納し、前記第1および第2の駆動順序ごとに前記超音波が送受波される各方向に対応させて第1および第2の波面データとして格納する波面メモリと、前記波面データ生成手段からの第1および第2の波面データに基づいて、第1および第2の空間周波数分布を求めるスペクトル分布検出手段と、前記スペクトル分布検出手段により求められた第1および第2の空間周波数分布の差を検出して、前記観察対象中の運動反射体の運動速度を算出する運動速度検出手段と、を有する、ことを特徴とする超音波診断装置。
IPC (2):
A61B 8/06 ,  G01P 5/00

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