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J-GLOBAL ID:200903011753617458

有機物の超臨界水酸化処理システムおよびその運転方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高崎 芳紘
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998097837
Publication number (International publication number):1999290872
Application date: Apr. 09, 1998
Publication date: Oct. 26, 1999
Summary:
【要約】【課題】 エネルギー回収率の向上、ランニングコストの低減、予熱器の小型化を図った有機物の超臨界水酸化処理システムの実現を課題とする。【解決手段】 反応器1で酸化反応が行われた流体102を予熱器2bに送り、反応前の流体101と熱交換させた後、気液分離4で気相と液相を分離し、気相104は発電に用い、液相105は水圧駆動ポンプ10を駆動した後、予熱器2aに導き反応前の流体と熱交換させる。排ガス104でガスタービン5を駆動する際には、燃焼器13、排ガス加熱器12で排ガスの加熱を行う。流体105の一部は酸素予熱器26に送り、液体酸素103を予熱すると同時にその間にある熱電変換素子44を用いて発電を行う。【効果】 反応後の流体102が持つエネルギーを充分回収し、ポンプ8などの駆動に要する電力を本システムで生じる発電でまかない、酸素103の消費を抑える。
Claim (excerpt):
水を溶媒として有機物と酸素もしくは酸化剤が含まれる流体を超臨界状態で酸化反応させてこの有機物を酸化処理し、この酸化反応が行われた後の流体からエネルギーを回収する有機物の超臨界水酸化処理システムにおいて、反応後の流体を有機物を含む反応前の流体が流れる伝熱管の外部に流して反応後の流体が持つ熱を反応前の流体に与えることで反応後の流体中の水を超臨界状態でなくし、かつ反応前の流体中の水を超臨界状態に近付けて反応を促進する予熱手段と、前記反応後の流体をガス成分と水に分離する気液分離手段と、この気液分離手段で分離した前記ガス成分を用いて動力回収を行うガス発電手段と、を具備することを特徴とする有機物の超臨界水酸化処理システム。
IPC (3):
C02F 1/74 101 ,  B09B 3/00 ,  C02F 11/06 ZAB
FI (3):
C02F 1/74 101 ,  C02F 11/06 ZAB A ,  B09B 3/00 303 H

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