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J-GLOBAL ID:200903012017489082

防汚性ガラスの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 池内 寛幸 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995217552
Publication number (International publication number):1996188448
Application date: Sep. 26, 1990
Publication date: Jul. 23, 1996
Summary:
【要約】【課題】一端に-CF3 基を有し他端にクロロシリル基またはアルコキシシリル基を有するシラン系界面活性剤分子を、ガラス表面1または保護膜3dの形成されたガラス表面と反応させて化学結合させることにより、撥水撥油性と防汚性に優れた分子膜7を有するガラスを提供する。【解決手段】シラン系界面活性剤分子として例えばF(CF2)m(CH2)nSiRqX3-q(式中、m=1〜15、n=0〜15、q=0〜2の各整数を示し、Rはアルキル基を表し、Xはハロゲン原子またはアルコキシ基を表わす)をガラス表面の水酸基と接触させて、脱塩化水素反応を起こさせ、前記分子6を共有結合によりガラス表面に固定する。ガラス表面にあらかじめ水酸基またはアミノ基を有する内層膜3dを形成しておいても良い。F素の数が9以上では臨界表面エネルギーが約17dyne/cm以下となる。
Claim (excerpt):
一端に-CF3 基を有し他端にクロロシリル基またはアルコキシシリル基を有するシラン系界面活性剤を含む有機溶液を用い、ガラス表面または保護膜の形成されたガラス表面と前記シラン系界面活性剤を反応させて、前記ガラス表面または保護膜の形成されたガラス表面に化学結合した前記界面活性剤の分子残基からできた被膜を形成する防汚性ガラスの製造方法。
IPC (4):
C03C 17/30 ,  C03C 17/34 ,  C09K 3/00 112 ,  C09K 3/18 104

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