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J-GLOBAL ID:200903012017997169

疼痛、炎症、けいれんおよび再狭窄の抑制のための血管灌注溶液並びにその方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 芳村 武彦
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997522011
Publication number (International publication number):2000501729
Application date: Jun. 26, 1996
Publication date: Feb. 15, 2000
Summary:
【要約】心臓血管系あるいは全身血管系の治療処置並びに診断処置から生じる種々の、疼痛、炎症、けいれん、および再狭窄を手術時に抑制する溶液とその方法。該溶液は好ましくは複数の疼痛抑制剤および炎症抑制剤並びにけいれん抑制剤を食塩水あるいは乳酸化リンゲル液のような生理学的担体に希釈濃度で含む。心臓血管系あるいは全身血管系の処置に使用する本発明の溶液の特定の好ましい実施例では抗再狭窄剤も含む。該溶液を手術/介入あるいは診断処置中に動脈部位に管内継続注入するよう導入して、疼痛、炎症、血管系および非血管系平滑筋のけいれん、および再狭窄を先制的に抑制する一方、大用量の薬剤を経口、筋肉内、皮下あるいは静脈内適用することに伴なう望ましくない副作用を避ける。疼痛、炎症、血管けいれん、および再狭窄を抑制するーつの好ましい溶液はセロトニン2拮抗薬、シクロオキシゲナーゼ阻害剤、エンドセリン拮抗薬、ATP感受性K+チャネル拮抗薬、Ca2+チャネル拮抗薬、酸化窒素供与体、抗トロンビン剤、グリコプロテインIIb/IIIaレセプターブロッカー、PKC阻害剤およびプロテインチロシンキナーゼ阻害剤を含む。
Claim (excerpt):
疼痛/炎症抑制剤、けいれん抑制剤および再狭窄抑制剤からなる群から選ばれた複数種の薬剤を液状担体中に含む溶液を血管処置中に動脈送達することからなり、該薬剤が複数種の異なる分子標的に作用するように選択されたものであり、該溶液が少なくとも一種の再狭窄抑制剤を含み、その場合に該溶液は手術血管部位に局所的におよび手術時に適用されるものであることを特徴とする血管処置において先制的に再狭窄を抑制し、選択的、先制的に疼痛、炎症およびけいれんを抑制する方法。
IPC (5):
A61K 45/00 ,  A61P 9/10 ,  A61P 29/00 ,  A61K 38/00 ,  A61K 38/55
FI (5):
A61K 45/00 ,  A61K 31/00 609 F ,  A61K 31/00 629 ,  A61K 37/02 ,  A61K 37/64
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (7)
  • 特開平4-364124
  • 特開昭63-115818
  • 特表平3-504602
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