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J-GLOBAL ID：200903012087371801

船体摩擦抵抗低減方法

Inventor： 高橋 義明
Applicant, Patent owner： 石川島播磨重工業株式会社
Agent (1)： 坂本 光雄
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1998046354
Publication number (International publication number)：1999227674
Application date： Feb. 13, 1998
Publication date： Aug. 24, 1999
Summary：

【要約】【課題】 船側の境界層内に送り込まれる微小気泡の滞留時間を長くして、摩擦抵抗低減効果を向上させる。【解決手段】 船首から船尾に向かう流線領域における船側外板4aに、船体1の斜め後方に向けた空気吹き出し口8を設ける。空気吹き出し口8から船体の巡航速度よりも速い速さとなるように加圧空気5を吹き出させて、船底の空気吹き出し口の部分で発生する微小気泡よりも直径の小さい微小気泡5Bを発生させる。微小気泡5Bに、境界層内において船体1に近接する方向の揚力を作用させる。

Claim (excerpt)：

船底部と船側部からそれぞれ加圧空気を吹き出させて微小気泡を発生させ、該微小気泡を境界層内に送り込んで船体の浸水部表面を微小気泡で覆うようにさせる船体摩擦抵抗低減方法において、船側部から吹き出させる加圧空気を、船速よりも速い吹き出し速度として船体の斜め後方へ向けて吹き出させるようにすると共に、船側部で発生させる微小気泡を、船底部で発生させる微小気泡よりも小さい直径として境界層内に送り込むようにさせることを特徴とする船体摩擦抵抗低減方法。