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J-GLOBAL ID:200903012599107766

広範囲に波長調整可能な多色コロイド状光子結晶デバイス

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 平木 祐輔 ,  石井 貞次 ,  藤田 節
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2004542118
Publication number (International publication number):2006504984
Application date: Oct. 09, 2003
Publication date: Feb. 09, 2006
Summary:
本発明は、広範囲に波長調整可能な多色コロイド状光子結晶デバイスを開示し、その光学Bragg回折阻止域およびより高いエネルギー域の波長、幅および強度は、複合材料の電子配置の所定の変化によって行われるコロイド状光子格子寸法の膨張または収縮を制御することによって、連続的にかつ精密に、急速にかつ可逆的に、再現性良く予測可能に、かつ広いスペクトル範囲にわたって調整することができる。その好ましい実施形態において、材料は、電荷および流体含有率が連続的に変動可能な酸化還元状態の架橋金属ポリマー網目マトリックス中に微小球を組織化したアレイからなる、フィルムもしくはパターン形成したフィルム、または任意の寸法の形状もしくは任意の寸法の形状のアレイの形の複合材である。コロイド状光子結晶-金属ポリマーゲルの化学-機械的および電気-機械的光学応答は、例外的に急速かつ可逆性であり、その乾燥収縮状態から完全な膨張状態、およびその逆を秒以下の時間尺度で達成する。これらの複合材料は、前述のコロイド状光子結晶金属ポリマー-ゲル網目から構成要素の微小球を除去することによって逆にして、巨大多孔質の金属ポリマー-ゲル網目の逆コロイド状光子結晶フィルム、もしくはパターン形成したフィルム、または任意の寸法の形状を形成することができる。光学Bragg回折阻止域およびより高いエネルギー域の波長、幅、および強度は、コロイド状光子格子寸法の膨張または収縮を制御することによって、連続的にかつ精密に、急速にかつ可逆的に、再現性良く予測可能に、かつ広いスペクトル範囲にわたって酸化還元調整することができる。
Claim (excerpt):
第1の屈折率と異なる第2の屈折率を有する架橋金属ポリマー網目内に埋め込まれた、第1の屈折率を有する第1の構成要素の秩序配列を含み、前記第1の構成要素の秩序配列は、前記複合材料が照明されたときにBragg回折を起こす格子間隔を有し、 前記架橋金属ポリマー網目は、その中に化学的に一体化された金属原子を含むポリマー骨格からなり、前記架橋金属ポリマー網目は、前記金属原子に応じた電子配置を有し、前記金属原子は、複数の電子配置の間で切り替え可能であり、前記架橋金属ポリマー網目は、前記架橋金属ポリマー網目により選択された流体の制御された捕捉と排除に応答してそれぞれ膨張と収縮が可能であるため、前記架橋金属ポリマー網目が選択された流体を捕捉するときには膨張してBragg回折波長をより長波長へ移動させ、前記架橋金属ポリマー網目が選択された流体を排除するときには収縮して前記Bragg回折波長をより短波長へ移動させ、流体の捕捉と排除の量は前記架橋金属ポリマー網目の電子配置を制御することによって制御される、波長調整可能な複合材料。
IPC (2):
G02B 26/00 ,  C08G 77/60
FI (2):
G02B26/00 ,  C08G77/60
F-Term (18):
2H041AA21 ,  2H041AB32 ,  2H041AB36 ,  2H041AB38 ,  2H041AC04 ,  2H041AC10 ,  2H041AZ08 ,  4J246AA05 ,  4J246AB01 ,  4J246AB15 ,  4J246BB391 ,  4J246CA050 ,  4J246CA230 ,  4J246CA400 ,  4J246FA801 ,  4J246GB22 ,  4J246GC60 ,  4J246HA70
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (9)
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