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J-GLOBAL ID:200903012703114885

長期滞留型多段連続式嫌気性消化処理装置及びこれを用いた高濃度有機性廃棄物の嫌気性消化処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 津国 肇 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997345451
Publication number (International publication number):1998165997
Application date: Dec. 15, 1997
Publication date: Jun. 23, 1998
Summary:
【要約】【課題】 屎尿と厨芥とを合わせて又は別々に、且つ高濃度のままで処理可能な嫌気性消化処理装置及び処理方法を提供する。【解決手段】 第1,第2及び第3の発酵槽と貯槽を主構成要素とする嫌気性消化処理装置であって、該第1の発酵槽該第2の発酵槽の底面が該第1の発酵槽から該第3の発酵槽までの廃棄物の重力移動を可能とする傾斜面とされており、該第2の発酵槽の端部に発生したガスの貯留・排出に応じて上下動するガス可動板が設けられ、該貯槽に該第1の発酵槽への脱離液の循環を行う液の移送手段が設けられていることを特徴とする。
Claim (excerpt):
高濃度の有機性廃棄物を投入するための廃棄物投入口(1) ;と、該廃棄物投入口の下方に設けられた槽であって、該投入された廃棄物を受け入れ中の有機物の酸発酵を行う第1の発酵槽(2) ;と、該第1の発酵槽と第1の隔板(7) の下部を介して連通する槽であって、酸発酵を受けた有機物のガス化を行う第2の発酵槽(3) ;と、該第2の発酵槽とT型の第2の隔板(11)の開口部を介して連通する槽であって、未分解の有機物のガス化とスラッジの安定化を行う第3の発酵槽(4) ;と、該第3の発酵槽とその下部で連通する槽であって、発酵残留物を貯留する貯槽(5) ;と、からなる本体を有する多段連続式の嫌気性消化処理装置であって、該廃棄物投入口にそこを負圧環境にし得る、悪臭除去手段に連絡する配管が連結されていること、該第1の発酵槽の底面と該第2の発酵槽の底面とが該第1の発酵槽から該第2の発酵槽に向かって下降する面一の面(12)であること、該第1の発酵槽が該第1の発酵槽の液面上方に該液面に向かって該発酵残留物を貯留する槽中の脱離液をその移送手段を介して散布可能なスプレー装置(31)を有していること、該第2の発酵槽が、該第2の発酵槽の後方の底面に該T型の第2の隔板と平行に配され、その中央部が切り欠かれた移動速度調節板(9) を、該T型の第2の隔板に沿って上下方向に移動可能なように該T型の第2の隔板に取り付けられたガス可動板(10)を、それぞれ有し、該第2の発酵槽の液面上部の気相空間に該第2の発酵槽にて発生する可燃性ガスをその貯留手段に連絡する配管(15)の一方の端部が配されていること、該発酵残留物を貯留する槽が該第1の発酵槽の底面と該第2の発酵槽の底面の下方にこれらの発酵槽とは液の流通が完全に遮断された状態で設けられていること、を特徴とする装置。
IPC (4):
C02F 11/04 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  C02F 3/00 ,  C02F 3/00 ZAB
FI (4):
C02F 11/04 ZAB ,  C02F 3/00 A ,  C02F 3/00 ZAB G ,  B09B 3/00 ZAB C

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