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J-GLOBAL ID:200903012748107316

混濁物分離装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青山 葆 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992073801
Publication number (International publication number):1993277402
Application date: Mar. 30, 1992
Publication date: Oct. 26, 1993
Summary:
【要約】【目的】 混濁物の分離効率を十分に高めることができる、簡素でかつコンパクトな混濁物分離装置を提供することを目的とする。【構成】 原液供給通路1から外筒部材15内に供給された原液が旋回流を生成し、これによって径方向の静圧落差が形成される。この静圧落差による浮力によって、エア粒子が中心部に移動し、このエアと液体とで気液混相渦流が形成される。そして、この気液混相渦流によって、原液中の混濁物が濃厚液排出通路4,5に排出される。さらに、この気液混相渦流が、内筒部材16内に入り、これによって連通穴17まわりにエアの密集する層が形成され、このエア粒子の密集する層によって、混濁物の清澄液排出通路3への侵入が防止され、混濁物の分離効率が高められる。
Claim (excerpt):
混濁物を含む原液を、混濁物含有率の高い濃厚液と混濁物含有率の低い清澄液とに分離する混濁物分離装置であって、原液を供給する原液供給通路と、原液供給通路内の原液に気体を分散させて注入する気体注入手段と、原液供給通路から流入した原液を旋回させて径方向の静圧差を生じさせ、該静圧差によって原液中の気体粒子を中心部に移動させ、該中心部に気液混相渦流を生じさせ、該気液混相渦流により混濁物を渦流軸線方向の一端側に集中させて原液を濃厚液と清澄液とに分離する混濁物分離部と、混濁物分離部内の濃厚液を排出する濃厚液排出通路と、混濁物分離部内の清澄液を排出する清澄液排出通路とが設けられていることを特徴とする混濁物分離装置。

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