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J-GLOBAL ID:200903012796134317

電気泳動部材およびそれを用いた電気泳動装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 野口 繁雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997365831
Publication number (International publication number):1999183437
Application date: Dec. 22, 1997
Publication date: Jul. 09, 1999
Summary:
【要約】【課題】 キャピラリー部内の極微量の試料に対し、高感度の測定を可能とする。【解決手段】 泳動液を充填した分離用流路溝53の両端に電位差を与えて、試料を電気泳動させる。分析用流路溝53を覆うように形成されたシリコン窒化膜29とシリコン基板21bからなる絶縁膜/半導体界面にシリコン基板21b側から特定の周波数に変調した光をレーザ光源47により光を照射し、電圧印加電源51により例えば1Vのバイアス電圧Vを印加するとともに、発生した光交流電流Iを光交流電流測定器49により測定する。その結果、レーザ光が照射されているキャピラリー部のpH値の変化を光交流電流Iの変化として検出することができ、試料が極微量にもかかわらず、検出感度を損なうことなく検出することが可能になる。
Claim (excerpt):
泳動液が充填されたキャピラリー部に高電圧を印加して、キャピラリー部内で試料を電気泳動させ、試料の分離分析を行なうキャピラリー電気泳動装置に用いられ、電気泳動のための前記キャピラリー部が形成された電気泳動部材において、基板上に分離分析用細溝を形成した第1の部材の前記細溝を形成した面上に、前記細溝を覆ってキャピラリー部を形成するシリコン基板の第2の部材が接合されて板状のキャピラリー部材を形成し、前記第1の部材もしくは前記第2の部材の少なくとも一方には前記細溝端部に相当する位置に貫通穴が形成されているとともに、前記第2の部材のキャピラリー内壁の少なくとも検出部には、光交流電流検出のための絶縁膜/半導体構造が形成されていることを特徴とする電気泳動部材。
FI (2):
G01N 27/26 331 E ,  G01N 27/26 331 K
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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