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J-GLOBAL ID:200903012904812343

油圧緩衝器の減衰バルブ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 天野 泉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996131376
Publication number (International publication number):1997291964
Application date: Apr. 26, 1996
Publication date: Nov. 11, 1997
Summary:
【要約】【課題】 二段バルブ構造やコンスタントオリフィスなどを用いることなく、油圧緩衝器の減衰力特性を、立ち上がり性能のよいかつ安定した二段のリニアな特性にして車両としての乗心地と操縦安定性の両立を図る。【解決手段】 ポート8の下流側に連通して同一高さレベルをもつ内周シート面28と外周シート面30とで囲んで形成した加圧室12と、同じく同一高さレベルで加圧室12内に複数個に分けて配設した中間支持面29と、内外周シート面28,30と中間支持面29とに同時に接して加圧室12を塞ぐように配置した内周固定のリーフバルブ16と、加圧室12を塞ぐ方向に上記リーフバルブ16を付勢するスプリング26とで構成し、当該スプリング26のばね力を中間支持面29と対向するリーフバルブ16の部分に作用させて、油圧緩衝器の微低速時に作動油がリーフバルブ16の外周部分を撓ませて流れるようにする。
Claim (excerpt):
シリンダとピストンの相対的な伸縮動作に伴い、二つに区画された油室間を連通するポート内の作動油の流れを制限して減衰力を発生させる減衰バルブを備えた油圧緩衝器において、上記減衰バルブを、ポートの下流側に連通して同一高さレベルをもつ内周シート面と外周シート面とで囲んで形成した加圧室と、内周および外周シート面と同じ高さレベルで当該加圧室内に配設した中間支持面と、内外周シート面と中間支持面とに同時に接して加圧室を塞ぐように配置した内周固定のリーフバルブと、中間支持面と対向するリーフバルブの部分に当該リーフバルブの初期撓み剛性力を助勢するばね力を加えて加圧室を塞ぐ方向にリーフバルブを付勢するスプリングとで構成したことを特徴とする油圧緩衝器の減衰バルブ。
IPC (2):
F16F 9/348 ,  B60G 13/08
FI (2):
F16F 9/348 ,  B60G 13/08

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