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J-GLOBAL ID:200903013067730054
質量スペクトル解析法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
高田 幸彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994145992
Publication number (International publication number):1996017391
Application date: Jun. 28, 1994
Publication date: Jan. 19, 1996
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】質量分析装置によって得られる質量スペクトルに対して、同位体スペクトルのシミュレ-ション及び元素組成に対する構造判定を介してスペクトルの元素組成の推定、同定を行う。【構成】デ-タ1としては元素の質量数、同位体比及び原子価が納められており、必要に応じ任意のデ-タを演算部2にとりこむ。測定値4は質量スペクトルの質量数及びピ-ク強度よりなり、元素組成の抽出の際は質量数が、同位体スペクトルの類似度を評価する際はピ-ク強度が利用される。演算部2においてはシミュレ-ション結果を測定値と照合し、類似度の高い順に元素の組合せを配列する。この過程で元素の種類、個数及び原子価を用いて、元素の組合せに対する不飽和度の算定を行い、これをもとに化学構造的に見て不合理なものを排除する。これらの演算結果は数表、グラフとして出力3に表示される。出力結果にもとづいて、単一同位体スペクトルの計算値と測定値の相互比較、複数の同位体スペクトルが重畳しているような場合、合成あるいは逐次シミュレ-ションの方法を用いて解析する。
Claim (excerpt):
次のステップを含む質量スペクトル解析法。(a)実測された質量スペクトル中の解析対象とするピ-クを含む同位体スペクトルを、その中に強度が最大であるか又は相対的に強いピ-クが基準ピ-クとして含まれるように選定すること、(b)前記同位体スペクトルに関与すると考えられる元素を選定すると共に、その選定された元素の同位元素のうちの同位体比が最も大きい同位元素を用いて前記基準ピ-クに対応する元素の組み合わせを抽出すること、(c)その抽出された元素の組み合わせについてその同位元素スペクトルの生成比を計算すること、及び(d)その計算された生成比と前記同位体スペクトルの強度の実測値とを比較して、その類似性を求めること。
IPC (2):
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