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J-GLOBAL ID:200903013085706900

熱安定性DNAポリメラーゼを用いる核酸の増幅方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石田 敬 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994002142
Publication number (International publication number):1994292579
Application date: Aug. 22, 1987
Publication date: Oct. 21, 1994
Summary:
【要約】【目的】 いわゆるPCR技術の改良された方法を提供する。【構成】 いわゆるPCR技術において、次の性質:(1)作用 鋳型DNAにアニールされたオリゴヌクレオチド又はポリヌクレオチドの3′-ヒドロキシル基にデオキシリボヌクレオシド5′-トリホスフェートのα-ホスフェートを共有結合せしめることにより、デオキシリボ核酸にデオキシリボヌクレオシド5′-モノホスフェートを鋳型依存的に導入する反応を触媒する;並びに(2)基質特異性 十分な活性のために鋳型DNA鎖及びそれにハイブリダイズしているオリゴヌクレオチド又はポリヌクレオチドであって遊離3′-ヒドロキシル基を有するもの、並びに4種類のデオキシリボヌクレオシド5′-トリホスフェートを必要とする;を有する酵素を用いることを特徴とする方法。
Claim (excerpt):
同一の長さ又は異る長さの2つの別個の相補的鎖から成る核酸又はその混合物中に含まれる少なくとも1種類の特定の核酸配列の増幅方法であって、(a)前記鎖を、2以上のオリゴヌクレオチドプライマー及び熱安定性DNAポリメラーゼにより処理して、増幅されるべき核酸配列について該核酸配列の鎖に相補的なプライマーの伸長生成物を合成し、ここで、前記プライマーは、特定の核酸配列の鎖と実質的に相補的であり、且つ増幅されるべき核酸配列の両端を規定し、各プライマーから合成された伸長生成物がその相補体から分離された場合に更なる合成のための鋳型として機能することができるように選択され;(b)前記プライマー伸長生成物をそれらが合成された鋳型から分離して単鎖分子を生成せしめ;そして(c)段階(b)から生じた単鎖分子を段階(a)のプライマー及び熱安定性DNAポリメラーゼにより処理して、段階(b)において生成した各単鎖分子を鋳型として用いてプライマー伸長生成物を合成する;ことを含んで成る方法において、前記熱安定性DNAポリメラーゼとして、次の性質:(1)作用鋳型DNAにアニールされたオリゴヌクレオチド又はポリヌクレオチドの3′-ヒドロキシル基にデオキシリボヌクレオシド5′-トリホスフェートのα-ホスフェートを共有結合せしめることにより、デオキシリボ核酸にデオキシリボヌクレオシド5′-モノホスフェートを鋳型依存的に導入する反応を触媒する;並びに(2)基質特異性十分な活性のために鋳型DNA鎖及びそれにハイブリダイズしているオリゴヌクレオチド又はポリヌクレオチドであって遊離3′-ヒドロキシル基を有するもの、並びに4種類のデオキシリボヌクレオシド5′-トリホスフェートを必要とする;を有する熱安定性ポリメラーゼを使用することを特徴とする方法。
IPC (5):
C12N 15/10 ZNA ,  C12N 9/12 ,  C12Q 1/68 ,  C12N 15/10 ,  C12R 1:01

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