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J-GLOBAL ID：200903013315326028

計算機システム

Inventor： 中村 正博
Applicant, Patent owner： 三菱電機株式会社
Agent (1)： 宮園 純一
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1992327449
Publication number (International publication number)：1994149599
Application date： Nov. 12, 1992
Publication date： May. 27, 1994
Summary：

【要約】【目的】 従来の周期的スケジューリングでは不可能な、実行周期が最小基準周期未満のタスクが存在する場合のスケジューリングを提供し、全ての周期のタスクのスケジューリングを可能にした計算機システムを得ることを目的とする。【構成】 従来のスケジューリング方式を構成するシステムに加えて、起動要求タスク中に、スケジューリング実行部13が周期的にタスクの起動をチェックする際の基準周期となる最小基準周期未満の実行周期のものが存在する場合、スケジューリングモードを周期的スケジューリングモードからプライオリティスケジューリングモードに変更するスケジューリングモード選択部26と、選択されたスケジューリングモードに従いスケジューリングのテーブル情報23を生成するタイムスロット割当て部11から構成される。

Claim (excerpt)：

固有の実行周期と実行時間を保有する複数のタスクを管理してスケジューリングする機能を有する計算機システムにおいて、各タスクの実行周期を判別する実行周期判別手段と、この実行周期判別手段の判別結果に基づき、各タスクを実行周期の短い実行レベルから長い実行レベルまでレベル分けする分類手段と、周期的にタスクの起動をチェックする際の基準となる最小基準周期を所定値で割った時間単位であるタイムスロットに、上記実行レベルを割当てるタイムスロット割当て手段と、最小実行周期のタスクが分類された実行レベルの実行周期が上記最小基準周期より短いか否かを判定する比較手段と、この比較結果に基づき、各タイムスロットに予め設定された周期に従って上記実行レベルを割当てる周期的スケジューリングモードと、全てのタイムスロットに最小実行周期のタスクが分類された実行レベルを割当てるプライオリティスケジューリングモードとを切換えるスケジューリングモード切換手段と、現時刻に対応するタイムスロットに割当てられた実行レベルからタスクスケジューリングを実行するスケジューリング実行手段とを備え、上記比較手段で最小実行周期のタスクが分類された実行レベルの実行周期が最小基準周期よりも短いと判定されたとき、上記スケジューリングモード切換手段は通常の周期的スケジューリングモードからプライオリティスケジューリングモードに切換え、これに基づき上記タイムスロット割当て手段は、全てのタイムスロットに最小実行周期のタスクが分類された実行レベルを割当てることを特徴とする計算機システム。