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J-GLOBAL ID:200903013412097793

回転式圧縮機

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高橋 明夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994057039
Publication number (International publication number):1995259768
Application date: Mar. 28, 1994
Publication date: Oct. 09, 1995
Summary:
【要約】【目的】 冷媒としてフロン134aを用い、この冷媒と相溶性のある冷凍機油の使用と相俟って、摺動部の摩耗を低減し、信頼性を高めた回転式圧縮機を提供する。【構成】 密閉ケース1内に、電動機部と該電動機部にクランク軸4で連結された圧縮機構部とを収納し、圧縮機構部は、シリンダ8と、主軸受5および副軸受6と、クランク軸4の偏心部4aに嵌合されたローラ10と、このローラ10の偏心回転に追従して往復運動するベーン11とからなり、冷媒にフロン134aを用い、冷凍機油には、粘度グレードが40°Cで15cst〜56cstの範囲内で、かつ、酸捕捉剤を0.1〜1.0%添加したヒンダード系エステル油を用い、クランク軸4の表面に、リン酸マンガン皮膜処理の上にさらに摺動部に二硫化モリブデン吹き付け処理を施すとともに、ベーン11は、固体潤滑剤を配合したアルミ溶浸カーボン材で構成した。
Claim (excerpt):
冷凍機油を貯溜した密閉ケース内に、電動機部と、この電動機部にクランク軸で連結された、冷媒を圧縮する圧縮機構部とを収納し、圧縮機構部は、シリンダと該シリンダの両端面を閉塞する主軸受および副軸受とで形成された圧縮室と、この圧縮室内に前記主軸受および副軸受に支持されたクランク軸の偏心部に嵌合されたローラと、このローラの外周に当接し前記ローラの偏心回転に追従して往復運動し前記圧縮室を低圧部と高圧部に仕切るベーンと、前記副軸受に形成された吐出孔および吐出弁とからなり、前記冷媒にフロン134aを用いる回転式圧縮機において、前記冷凍機油にヒンダード系エステル油を用い、冷媒の蒸発温度が-10〜10°Cの範囲にある冷凍サイクルに用いられる回転式圧縮機の、前記クランク軸全長表面に、リン酸マンガン皮膜処理層を形成し、当該クランク軸の圧縮機構部を構成する摺動部表面に、前記リン酸マンガン皮膜処理層上にさらに二硫化モリブデン吹き付け処理層を形成したことを特徴とする回転式圧縮機。
IPC (3):
F04C 18/356 ,  C10M105/40 ,  F04C 29/02
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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