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J-GLOBAL ID:200903013562435840

マイクロ合金化された高炭素鋼及び高張力フィラメントの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 社本 一夫 (外4名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997250728
Publication number (International publication number):1998168525
Application date: Sep. 16, 1997
Publication date: Jun. 23, 1998
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】エラストマ補強材用の高張力フィラメントの製造方法の提供。【解決手段】鉄,炭素,マンガン,ケイ素,銅の特定量と,クロム,バナジウム,ニッケル,ホウ素の特定量の群から少なくとも1元素を必須的に含み,ケイ素,マンガン,クロム,バナジウム,ニッケル,ホウ素の全量を特定した、マイクロ合金化高炭素鋼スチールワイヤを,一定温度まで加熱し,加熱ワイヤをオーステナイトからパーライトへの変態が始まるまで冷却し,上記変態を通行させ,再熱現象により、ワイヤ温度を所定の範囲内で上昇させてパテンチングし,そのワイヤを周囲温度まで冷却し,真鍮メッキし,冷間引き抜きする。
Claim (excerpt):
エラストマ補強材に使用される高張力フィラメントを製造する方法であって、(1) 約96.61重量%から約98.905重量%の鉄と、約0.72重量%から約1.04重量%の炭素と、約0.3重量%から約0.8重量%のマンガンと、約0.05重量%から約0.4重量%のケイ素と、約0.02重量%から約0.3重量%の銅と、クロム、バナジウム、ニッケル及びホウ素から成る群から選択された約0.005重量%から約0.85重量%の少なくとも1つの元素とを必須的に含み、ケイ素、マンガン、クロム、バナジウム、ニッケル及びホウ素の全量が、約0.7重量%から約0.9重量%である、マイクロ合金化された高炭素鋼から構成されるスチールワイヤを、約850°Cから約1,100°Cの範囲内の温度まで少なくとも2秒間にわたって加熱して、加熱されたスチールワイヤを製造する工程と、(2) 前記加熱されたスチールワイヤを、オーステナイトからパーライトへの変態が始まるまで、約60°C/秒よりも低い冷却速度で連続的に冷却する工程と、(3) 前記オーステナイトからパーライトへの前記変態を進行させ、再熱現象により、ワイヤの温度を約20°Cから約80°Cの範囲内で上昇させて、パテンチングされたスチールワイヤを製造する工程と、(4) 前記パテンチングされたスチールワイヤを周囲温度まで冷却する工程と、(5) 前記パテンチングされたスチールワイヤを真鍮メッキして真鍮メッキされたワイヤを製造する工程と、(6) 前記真鍮メッキされたスチールワイヤを約0.10mmから約0.45mmの範囲内の直径まで冷間引き抜きして、高張力フィラメントを製造する工程とを備えることを特徴とする高張力フィラメントの製造方法。
IPC (8):
C21D 9/52 103 ,  B21C 1/00 ,  C21D 8/06 ,  C21D 9/64 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/54 ,  C23C 30/00 ,  D07B 1/06
FI (8):
C21D 9/52 103 B ,  B21C 1/00 L ,  C21D 8/06 A ,  C21D 9/64 ,  C22C 38/00 301 Y ,  C22C 38/54 ,  C23C 30/00 B ,  D07B 1/06 A
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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