Pat
J-GLOBAL ID:200903013624307046

岩石から純粋な無定形シリカの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 篠田 通子
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994031037
Publication number (International publication number):1995002512
Application date: Feb. 02, 1994
Publication date: Jan. 06, 1995
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 非晶質シリカを含有する岩石からの純粋な無定形シリカの製造方法の提供。【構成】 (a)上記の岩石を、水酸化ナトリウムおよび炭酸ナトリウムより成るアルカリ性溶液中に溶解させて、珪酸ナトリウムの溶液を得る(上記の溶解段階におけるSiO2 とNa2 Oとの間の重量比が0.5ないし3.0の範囲内である。);(b)上記珪酸ナトリウム中に重炭酸ナトリウムを添加することによって純粋な無定形シリカおよび同時生成される炭酸ナトリウムを沈殿させる;および(c)塩化ナトリウムを用いる塩析反応によって炭酸ナトリウム溶液を結晶性重炭酸ナトリウムに変換し、本工程に再循還させる;より成る。好ましい具体化に従えば、アルカリ性溶液を、水酸化カルシウムを用いる炭酸ナトリウムの苛性化によって得る。上記の溶解段階における好ましい水酸化ナトリウムの濃度は、重量で4%ないし14%の範囲内である。
Claim (excerpt):
段階:(a)非晶質シリカを含有する岩石を、水酸化ナトリウムおよび炭酸ナトリウムを含むアルカリ性溶液に溶解させて、珪酸ナトリウムの溶液を得る;ここで、該溶解段階におけるSiO2 とNa2 Oとの間の重量比が0.5ないし3.0の範囲である;(b)上記珪酸ナトリウム中に重炭酸ナトリウムを添加することにより純粋な無定形シリカおよび同時生成する炭酸ナトリウムを沈殿させる;および(c)気体状二酸化炭素を用いる炭化および塩化ナトリウムを用いる塩析反応により、炭酸ナトリウム溶液を結晶性重炭酸ナトリウムに変換してこの工程に再循環させる;ことを特徴とする、非晶質シリカを含有する岩石から純粋な無定形シリカを製造する方法。

Return to Previous Page