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J-GLOBAL ID：200903013665089754

細粒熱延鋼板およびその製造方法

Inventor： 中村 隆彰 ,  脇田 淳一 ,  中村 寛治 ,  有墨 誠治
Applicant, Patent owner： 新日本製鐵株式会社
Agent (1)： 田村 弘明 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1994052262
Publication number (International publication number)：1995258795
Application date： Mar. 23, 1994
Publication date： Oct. 09, 1995
Summary：

【要約】【目的】 飲料用スチール缶を製造する場合に、硬質化すぎると製缶時に割れが生じ、また軟質にした場合に表層に発生する粗大粒は、肌荒れの原因となる。これを防止するために、熱延鋼板の状態から細粒である鋼板を提供する。【構成】 C,Si,Mn,P,S,Al,N、を規制した鋼材を熱間圧延するに際し、最終仕上げ温度をAr3 変態点以上に保ちながら、連続仕上げ圧延の最終前スタンドと最終スタンドの間、及び最終圧延終了直後から30°C/S以上で冷却を行い、500°C〜670°Cで巻き取る。これにより、熱延鋼板の平均フェライト粒径が12μm以下、表層から表層100μmまでのフェライトの平均粒径が8μm以下の熱延鋼板を得る。【効果】 極細粒熱延鋼板が製造できるために、この後に冷却-焼鈍を施して缶用素材原板を製造しても細粒化を保ち、製缶時の肌荒れを防止できる。また、C量を減少できるので破胴欠陥も生じず、経済的効果は大きい。

Claim (excerpt)：

重量%として、C :0.02〜0.10%、Mn:0.10〜0.60%、Si:0.03%以下、P :0.03%以下、S :0.03%以下、Al:0.01〜0.1%、N :40ppm以下を満たし、表層から板厚中心までのフェライトの平均結晶粒径が12μm以下、表層から表層100μmまでのフェライトの平均結晶粒径が8μm以下であることを特徴とする板厚2.0mm以下の細粒熱延鋼板。

IPC (3)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/06

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (2)

• 特開昭59-229413
  
• 特開2048-215739