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J-GLOBAL ID:200903013777704303

ポリフェノール含量を多く保持した皮付き乾燥渋柿の製造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2007177786
Publication number (International publication number):2008301801
Application date: Jun. 08, 2007
Publication date: Dec. 18, 2008
Summary:
【課題】従来の渋柿加工では遠赤外乾燥装置、除湿機等の設備へ多額の初期投資を要した。更に二段乾燥、硫黄燻蒸等の脱渋除菌処理等のため多額の人件・資材費を要した。また、熟柿や皮付柿は原料に適さず、剥いた皮が廃棄物として大量に出ていた。【解決手段】水洗後の渋柿の蔕を切断くり貫きして、果肉内の水分蒸発を早める。皮付の場合、70〜90°Cの熱風を0.5〜2.5m/s以上で当てることで乾燥脱渋柿が得られる。 本発明では遠赤外線乾燥装置、除湿機等の製造設備の必要が無く、皮付乾燥脱渋柿は2日間、剥皮丸果は1日、剥皮スライス果は半日で製品化できる。熱風乾燥により除菌、脱渋が同時に行える。また皮付柿や熟柿を原料にできるため収穫や加工の時期調整が可能であり、廃棄物も少ない。よって上記課題を解決するものである。また、ポリフェノール含量が多いという特徴をもつ。【選択図】図1
Claim (excerpt):
収穫後の脱渋されていない渋柿(追熟の有無は問わず軟熟果も利用可能)を、シャワー洗浄、選別した後、蔕の切断およびくり貫きを行い70〜90°Cの温・熱風を24〜48時間当てて加熱乾燥・除菌殺菌することにより得られる、ポリフェノール含量およびラジカル捕捉活性(抗酸化力)の値が他の乾燥果実と比べ著しく高く、短時間で省力加工が可能な皮付き乾燥脱渋柿
IPC (2):
A23B 7/02 ,  A23L 1/212
FI (2):
A23B7/02 ,  A23L1/212 A
F-Term (10):
4B016LC06 ,  4B016LE03 ,  4B016LG01 ,  4B016LP03 ,  4B016LP05 ,  4B016LP08 ,  4B069BA01 ,  4B069BA02 ,  4B069BA10 ,  4B069HA12
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (19)
  • 特許公開2007-105003号広報
  • 特許公開平8-289720号広報
  • 特許公開2006-288269号広報
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Cited by examiner (1)
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 石川県農業総合試験場研究報告, [19](1996) p.7-12
  • 飯田女子短期大学紀要, [23](2006) p.75-95

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