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J-GLOBAL ID:200903013815270274

連続鋳造鋳片の凝固シェル厚推定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 森 道雄 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995077945
Publication number (International publication number):1996276258
Application date: Apr. 03, 1995
Publication date: Oct. 22, 1996
Summary:
【要約】【目的】連続鋳造鋳片の凝固シェル厚推定方法を提供する。【構成】下記?@〜?Cの手順で鋳片鋳込方向における凝固シェル厚を推定する連続鋳造鋳片の凝固シェル厚推定方法。?@設定鋳込速度と鋳込方向所定位置でのシェル厚との関係を予め伝熱モデルによって求めておく。?A上記?@を複数の鋳込速度について行い、上記関係の曲線を予め作成する。?Bオンラインで、一定時間毎の鋳込長及び鋳込方向所定位置での鋳片の平均到達時間から求めた履歴鋳込速度を、現時点での鋳込速度に応じて修正する。?Cオンラインで、上記修正鋳込速度を上記?Aの曲線に対応させて鋳込方向所定位置でのシェル厚を算出する。【効果】伝熱計算をオンラインで行わないため計算機処理量を大幅に減少させることができ、大型計算機を必要としない。設定鋳込速度と所定位置でのシェル厚との関係は伝熱計算に基づいているため、操業変化に容易に対応でき、高精度にシェル厚の推定が可能である。
Claim (excerpt):
鋳型から鋳片を連続的に引き抜いて鋳造を行う連続鋳造機において、設定鋳込速度と鋳込方向における所定の位置での凝固シェル厚みとの関係を、予めオフラインで伝熱モデルによって求め、さらにこの関係を複数の設定鋳込速度について求め、設定鋳込速度と鋳込方向における所定の位置での凝固シェル厚みとの関係曲線を、予めオフラインで作成しておき、鋳込中にオンラインで、一定時間毎の鋳込長さと鋳込方向での所定の位置における鋳片の平均到達時間とから履歴鋳込速度を求め、この履歴鋳込速度を現時点における鋳込速度(鋳込中にオンラインでサンプリングされる現時刻の実績鋳込速度)に応じて修正して修正鋳込速度を算出し、この修正鋳込速度を鋳込速度として使用し、前記の関係曲線に対応させて鋳込方向における所定の位置での凝固シェル厚みをオンラインで算出することにより、鋳造中の鋳片の鋳込方向における凝固シェル厚みを推定することを特徴とする連続鋳造鋳片の凝固シェル厚推定方法。

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