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J-GLOBAL ID:200903014151568757
データ通信用モデムのタイミング位相判定装置及び方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
竹内 進 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992333401
Publication number (International publication number):1994181477
Application date: Dec. 15, 1992
Publication date: Jun. 28, 1994
Summary:
【要約】【目的】、回線受信信号からタイミング位相を判定するデータモデムのタイミング位相判定装置及び方法に関し、処理量およびハードウェア量を増加させることなく位相面を細かく分割して判定精度を向上する。【構成】入力ベクトル信号(x+jy)の象限を象限判定手段40で判定し、回転ベクトル発生手段42からの回転ベクトル信号(a+jb)で第1象限に回転し、判定位相算出手段48で、位相角0〜πを0〜+2で表わし、且つ位相角π〜2πを-2〜0で表現することを前提に、第1象限内の位相角θ1 を示す数値を(Y-X)・0.5を計算し、更に、ベクトルを元に戻すオフセット位相角θ2 を示す数値cを加算してN分割された位相平面の位相領域を示す位相番号をビットデータとし直接求める。
Claim (excerpt):
回線受信信号からリアル成分(x)とイマジナル成分(y)とをもつベクトル信号を復調して位相平面上のデータ信号点を判定し、該データ信号点から送信データを復元するデータ通信用モデムに於いて、デジタル値にサンプリングされたベクトル信号を入力して該ベクトル信号の属する位相平面の象限を判定する象限判定手段(40)と、該象限判定手段(40)の判定結果に基づいて前記ベクトル信号(x+jy)を第1象限に回転する回転ベクトル信号(a+jb)を発生する回転ベクトル発生手段(42)と、該象限判定手段(40)の判定結果に基づいて第1象限に回転した入力ベクトル信号を元に戻すオフセット位相角(θ2 )を発生するオフセット発生手段(42)と、該回転ベクトル発生手段(42)からの回転ベクトル信号(a+jb)を前記入力ベクトル信号(x+jy)に乗算して第1象限のベクトル信号(X+jY)に変換する第1象限変換手段(46)と、該第1象限変換手段(46)で第1象限に回転したベクトル信号(X+jY)の第1象限内での位相回転角(θ1 )を検出し、該位相角(θ1 )に前記象限判定手段(40)の判定結果に基づいて前記オフセット発生手段(44)から発生したオフセット位相角(θ2 )を加算して前記入力ベクトル信号が実際に位置する第1象限から第4象限までの位相平面での位相回転角(θ)を算出する判定位相算出手段(48)と、位相平面を一定角度ごとに複数領域に分割し、前記判定位相算出手段(48)で求めた位相回転角(θ)の属する領域を示す位相判定情報を作成して出力する判定位相情報生成手段(52)と、を設けたことを特徴とするデータ通信用モデムのタイミング位相判定装置。
IPC (2):
Patent cited by the Patent:
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