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J-GLOBAL ID:200903014424098465
制震構造物用可変減衰装置
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
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Agent (1):
久門 知 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991343499
Publication number (International publication number):1993171836
Application date: Dec. 25, 1991
Publication date: Jul. 09, 1993
Summary:
【要約】【目的】 種々の要因に対し安定的に作動する精度の高い可変減衰装置を提供する。【構成】 シリンダー2内に両ロッド形のピストン3を摺動自在に設ける。ピストン3の左右の油圧室6を結ぶ流路に、大流量切換弁12aとシャットオフ弁12bとで構成される流量調整弁12を設ける。コンピューター14が構造物の応答に基づいて、発生減衰力指令値S1を減衰力コントローラー13に入力する。両油圧室6に設けた圧力変換器23から、可変減衰装置1の発生する実際の減衰力が油圧検出値S6,S7として、弁開度センサーから大流量切換弁12aの実際の開度が弁開度検出値S5として、それぞれ減衰力コントローラー13へ送られる。これらの検出値を基に、発生減衰力指令値S1を補正し、シャットオフ弁12bに弁開度制御指令値S4を出力し、大流量切換弁12aの開度を調整して最適減衰力を生じさせる。
Claim (excerpt):
構造物の架構本体及び可変剛性要素または可変剛性要素どうしの一方に連結されるシリンダーと、前記架構本体及び可変剛性要素または可変剛性要素どうしの他方に連結され、前記シリンダー内で往復動する両ロッド形式のピストンと、前記ピストンの両側に設けられた油圧室と、前記両油圧室を連結する流路と、前記流路に設けられた流量調整弁と、前記流量調整弁の開度を制御する制御手段とからなる制震構造物用可変減衰装置において、前記制御手段は、振動外力による前記構造物の応答に基づいて装置の発生すべき減衰力を判断し、該減衰力に対応する値を発生減衰力指令値S1として出力する減衰力判断手段と、前記流量調整弁の開度を検出し、該開度に対応する値を弁開度検出値S5として出力する弁開度検出手段と、前記両油圧室の油圧を検出し、該油圧に対応する値をそれぞれ油圧検出値S6、S7として出力する圧力検出手段と、前記両油圧検出値S6、S7の差に対応する値を差圧値S8として出力する減算回路と、前記発生減衰力指令値S1と前記差圧値S8の符号を判断し、同符号の場合には前記発生減衰力指令値S1に対応する値を圧力指令値S2として、異符号の場合には前記流量調整弁の開度が全開となる値に相当する値を弁開度指令値S3として出力する指令値判断回路と、前記圧力指令値S2に対し、前記差圧値S8をフィードバックして補正を行い、その補正値に相当する弁開度指令値S3を出力する圧力コントローラー回路と、前記弁開度指令値S3に対し、前記弁開度検出値S5をフィードバックして補正を行い、その補正値に相当する弁開度制御指令値S4を出力する弁開度コントローラー回路と、前記弁開度制御指令値S4に基づいて、前記流量調整弁を作動させる作動手段とからなることを特徴とする制震構造物用可変減衰装置。
IPC (5):
E04H 9/02 351
, E04B 1/34
, E04H 9/02 311
, F16F 15/02
, G05D 19/02
Patent cited by the Patent:
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