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J-GLOBAL ID:200903014581847609

バス用空調装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 伊藤 洋二
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996126051
Publication number (International publication number):1997300940
Application date: May. 21, 1996
Publication date: Nov. 25, 1997
Summary:
【要約】【課題】 暖房ユニットと冷房ユニットとを独立して有するバス用空調装置において、車室内空気の温度の低下を防止して除湿運転をする。【解決手段】 除湿運転を行うときは、第2圧縮機12を迂回するバイパス回路25に設けられた第1電磁弁26を閉じるとともに、第2圧縮機12の吸入容量を第1圧縮機11の吐出容量より小さくする。これにより、第2圧縮機12にて吸入されなかった冷媒は熱交換器24に流れ込み、熱交換器24にて凝縮して空気を加熱する。一方、第2圧縮機12に吸入された冷媒は、蒸発器18にて蒸発して空気を冷却する。したがって、熱交換器24は蒸発器8より空気下流側に配設されているので、車室内空気の温度の低下を防止して除湿運転をすることができる。
Claim (excerpt):
乗員の足元側に向けて吹き出す空気を加熱する暖房ユニット(2)と、前記暖房ユニット(2)と独立して設けられ、乗員の頭上側に向けて吹き出す空気の冷却をする冷房ユニット(1)とを有するバス用空調装置において、冷媒を圧縮する第1圧縮機(11)と、前記第1圧縮機(11)の吐出側に設けられ、冷媒を圧縮する第2圧縮機(12)と、前記両圧縮機(11、12)のうち少なくとも一方の圧縮機にて圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器(13)と、前記凝縮器(13)の流出側に設けられ、冷媒を減圧する第1減圧手段(16)と、前記第1減圧手段(16)の流出側に設けられ、冷媒を減圧する第2減圧手段(17)と、前記第2減圧手段(17)の流出側に設けられ、冷媒を蒸発させる蒸発器(18)と、前記第1減圧手段(16)の流出側と前記第2減圧手段(17)の流入側との間と、前記第1圧縮機(11)の吐出側と前記第2圧縮機(12)の吸入側との間を連通させる冷媒回路(23)と、前記冷媒回路(23)に設けられた熱交換器(24)と、前記第2圧縮機(12)を迂回し、前記第1圧縮機(11)の吐出側と前記第2圧縮機(12)の吐出側とを連通させるバイパス回路(25)と、前記バイパス回路(25)に設けられ、前記バイパス回路(25)を開閉するバイパス電磁弁(26)とを備え、前記熱交換器(24)は、前記蒸発器(18)より空気下流側に配設されており、除湿運転を行うときは、前記バイパス電磁弁(26)を閉じるとともに、前記第2圧縮機(12)の吸入容量を前記第1圧縮機(11)の吐出容量より小さくすることを特徴とするバス用空調装置。

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