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J-GLOBAL ID:200903014709052531
熱可塑性樹脂組成物およびそのフィルム
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
原 謙三
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996189705
Publication number (International publication number):1998053681
Application date: Jul. 18, 1996
Publication date: Feb. 24, 1998
Summary:
【要約】【課題】 300nm〜400nmの波長領域での紫外線吸収能に特に優れ、紫外線吸収剤の溶出やブリードアウトが生じない、長期耐候性に優れた熱可塑性樹脂組成物、および、フィルムを提供する。【解決手段】 熱可塑性樹脂組成物は、例えば、2-〔2’-ヒドロキシ-5’-(メタクリロイルオキシエチル)フェニル〕-2H-ベンゾトリアゾール等の紫外線吸収性単量体と、4-メタクリロイルオキシ-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン等の紫外線安定性単量体とを含む単量体組成物を共重合してなる紫外線吸収性共重合体を含んでなる。熱可塑性樹脂に対する紫外線吸収性共重合体の添加量は、該紫外線吸収性共重合体の数平均分子量が10,000未満である場合には、0.005重量%以上、10重量%以下がより好ましい。また、熱可塑性樹脂は、ポリ塩化ビニルがより好ましい。
Claim (excerpt):
一般式(1)【化1】(式中、R1 は水素原子または炭素数1〜8の炭化水素基を表し、R2 は炭素数1〜6の直鎖状または枝分れ鎖状のアルキレン基を表し、R3 は水素原子またはメチル基を表し、Xは水素原子、ハロゲン基、炭素数1〜8の炭化水素基、炭素数1〜4のアルコキシ基、シアノ基またはニトロ基を表す)で表される紫外線吸収性単量体および/または一般式(2)【化2】(式中、R4 は炭素数2〜3の直鎖状または枝分れ鎖状のアルキレン基を表し、R5 は水素原子またはメチル基を表す)で表される紫外線吸収性単量体と、一般式(3)【化3】(式中、R6 は水素原子またはシアノ基を表し、R7 、R8 はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜2の炭化水素基を表し、R9 は水素原子または炭素数1〜18の炭化水素基を表し、Yは酸素原子またはイミノ基を表す)で表される紫外線安定性単量体および/または一般式(4)【化4】(式中、R6 は水素原子またはシアノ基を表し、R7 、R8 はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜2の炭化水素基を表し、Yは酸素原子またはイミノ基を表す)で表される紫外線安定性単量体とを含む単量体組成物を共重合してなる紫外線吸収性共重合体と、熱可塑性樹脂とを含むことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
IPC (8):
C08L 27/06 LEV
, C08L 27/06 LEX
, C08F220/18 MMC
, C08F220/34 MMQ
, C08F220/36 MMW
, C08F220/54 MNJ
, C08L 33/14 LJD
, C08L 33/26 LJV
FI (8):
C08L 27/06 LEV
, C08L 27/06 LEX
, C08F220/18 MMC
, C08F220/34 MMQ
, C08F220/36 MMW
, C08F220/54 MNJ
, C08L 33/14 LJD
, C08L 33/26 LJV
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
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