Pat
J-GLOBAL ID:200903014764423158
無定形酸化チタンゾルの製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995013321
Publication number (International publication number):1996208228
Application date: Jan. 31, 1995
Publication date: Aug. 13, 1996
Summary:
【要約】【目的】 低い粘度、高い光透過率及び高い安定性を有する無定形酸化チタンの水性ゾルを簡易且つ効率的に製造する方法を提供すること。【構成】 0.5〜10重量%のTiO2濃度のチタン塩水溶液に、1分間当たり、このチタン塩の酸根1当量に対して 0.033〜2当量の割合のアルカリを40〜75°Cで添加することにより、pH 4.5〜6.5 の析出水酸化チタンのスラリーを形成させる工程、このスラリーから不純物と水とを除去して析出水酸化チタンを回収する工程、及び水性媒体と回収した析出水酸化チタンとこの析出水酸化チタン1モルに対して0.05〜0.50当量の酸とからTiO2濃度1〜45重量%の反応混合物を形成させ、氷点〜沸点でこの反応混合物中の析出水酸化チタンと酸とを反応させることにより、20〜300 nmの粒子径を有する無定形酸化チタンの水性ゾルを形成させる工程からなる無定形酸化チタンの水性ゾルの製造方法。
Claim (excerpt):
TiO2として 0.5〜10重量%の濃度を有する水溶性チタン塩の水溶液を40〜75°Cに保ちながら、当該チタン塩の水溶液に、このチタン塩に含まれる酸根1当量に対して 0.033〜2当量の割合の水溶性アルカリを1分間で添加する速さで当該アルカリを添加することにより、 4.5〜6.5 のpHを有する析出水酸化チタンの水性スラリーを形成させる (a)工程、 (a)工程で得られた析出水酸化チタンの水性スラリーからその中に含まれる不純物と水とを除去することにより、析出水酸化チタンを回収する (b)工程、及び水性媒体と (b)工程で得られた析出水酸化チタンとこの析出水酸化チタン1モルに対して0.05〜0.50当量の割合の水溶性酸とを混合することにより、当該析出水酸化チタンをTiO2として1〜45重量%の濃度に含有する反応混合物を形成させ、そしてこの反応混合物の温度を氷点〜沸点に保ちながら、20〜300 nmの粒子径を有する無定形酸化チタンをTiO2として1〜45重量%の濃度に含有する水性ゾルが形成されるまでこの反応混合物中の析出水酸化チタンと水溶性酸とを反応させる (c)工程とからなる無定形酸化チタンゾルの製造方法。
IPC (3):
C01G 23/053
, B01J 13/00
, C01B 13/32
Patent cited by the Patent:
Return to Previous Page