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J-GLOBAL ID:200903014964528809

撥水撥油性ガラス

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 池内 寛幸 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995217553
Publication number (International publication number):1996169729
Application date: Sep. 26, 1990
Publication date: Jul. 02, 1996
Summary:
【要約】【課題】一端に-CF3 基を有し他端にクロロシリル基またはアルコキシシリル基を有するシラン系界面活性剤を含む有機溶液を用い、ガラス表面または保護膜の形成されたガラス表面と前記シラン系界面活性剤分子を反応させて化学結合差せることにより、撥水撥油性と防汚性に優れたガラスを提供する。【解決手段】シラン系界面活性剤分子として例えばF(CF2)m(CH2)nSiRqX3-q(式中、m=1〜15、n=0〜15、q=0〜2の各整数を示し、Rはアルキル基を表し、Xはハロゲン原子またはアルコキシ基を表わす)をガラス表面の水酸基と接触させて、脱塩化水素反応を起こさせ、前記分子を共有結合によりガラス表面に固定する。ガラス表面にあらかじめ水酸基またはアミノ基を有する内層膜を形成しておいても良い。F素の数が9以上では臨界表面エネルギーが約17dyne/cm以下となる。
Claim (excerpt):
撥水撥油性膜を表面に形成したガラスであって、一端に-CF3 基を有し他端にクロロシリル基またはアルコキシシリル基を有するシラン系界面活性剤から作製された膜が前記撥水撥油膜としてガラス表面または保護膜の形成されたガラスを表面に化学結合した状態で形成され、液体の接触角のcosθを1.0に外挿した値である臨界表面エネルギーが20dyne/cm以下であることを特徴とする撥水撥油性ガラス。

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