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J-GLOBAL ID:200903014985194331

ポリオレフィン製多孔質膜およびその製造方法並びにそれを用いた電池用セパレータ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 池内 寛幸 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997276000
Publication number (International publication number):1999106535
Application date: Oct. 08, 1997
Publication date: Apr. 20, 1999
Summary:
【要約】【課題】 通常の温度におけるイオン透過性および機械的強度が優れるとともに、異常温度域ではなるべく低い温度でイオン透過性を喪失する電池用セパレータとして最適なポリオレフィン製多孔質膜を提供する。【解決手段】 重量平均分子量が1×106 以上の超高分子量ポリオレフィン(A成分)、重量平均分子量700〜10000のポリオレフィンワックス(B成分)および重量平均分子量1×106 未満のポリオレフィン(C成分)を含有し、前記A成分の含有割合が1重量%以上であり、前記B成分の含有割合が20重量%以上であるポリオレフィン組成物を準備し、この組成物50〜90重量部と、溶媒10〜50重量部とを混合し、この混合物をダイスから押出してシート状に成形し、冷却後、前記超高分子量ポリオレフィンの融点より10°C高い温度以下の条件で前記シートを延伸して多孔質膜化し、その後、溶媒を除去する。
Claim (excerpt):
重量平均分子量が1×106 以上の超高分子量ポリオレフィン(A成分)および重量平均分子量が700〜10000のポリオレフィンワックス(B成分)を含有し、前記A成分の含有割合が1重量%以上であり、前記B成分の含有割合が20重量%以上であるポリオレフィン組成物から形成され、厚さが1〜50μm、空孔率が10〜90%、ガーレ式通気度が1〜10000秒/100cc、破断強度が100kg/cm2 以上、イオン透過性喪失温度が135°C以下であるポリオレフィン製多孔質膜。
IPC (2):
C08J 9/00 CES ,  H01M 8/02
FI (2):
C08J 9/00 CES A ,  H01M 8/02 B

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