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J-GLOBAL ID:200903015070074659

有芯多層構造エマルション粒子の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992230040
Publication number (International publication number):1994073139
Application date: Aug. 28, 1992
Publication date: Mar. 15, 1994
Summary:
【要約】【構成】 ノニオン性界面活性剤を添加した、酸官能性ビニル単量体を含有しないビニル単量体を重合して、外層部を形成させたエマルション粒子に、無機の塩基性物質を添加して、粒子内部のカルボン酸を中和膨潤させる有芯多層構造エマルション粒子の製造方法。【効果】 有芯多層構造エマルション粒子の臭気の低減および空隙率の増大を達成でき、広範な範囲に使用することが可能となる。
Claim (excerpt):
[1]芳香族ビニル単量体を50〜99重量%、分子中に重合可能なビニル基を2つ以上有する架橋性ビニル単量体を1〜10重量%含有するビニル単量体(a)を乳化重合して、屈折率が1.50以上の重合体(A)からなる芯粒子を調製する工程、[2]芯粒子(A)の存在下、酸官能性ビニル単量体を5〜80重量%含有するビニル単量体(b)をビニル単量体(a)に対して重量で1〜10倍となるように添加、重合して重合体(B)をその外層部に形成させる工程、[3]さらにビニル単量体(b)に対して重量で2〜10倍となる酸官能性ビニル単量体を0〜10重量%含有するビニル単量体(c)を添加、重合して、重合体(C)をさらにその外層部に形成させる工程、[4]さらにビニル単量体(c)に対して重量で1〜7倍となる酸官能性ビニル単量体を含有しないビニル単量体(d)を、ビニル単量体(d)に対して0.1〜10重量%のHLBが10〜18であるノニオン性界面活性剤と共に重合してガラス転移温度が50°C以上で、屈折率が1.50以上の重合体(D)を最外層部に形成させる工程、[5]無機の塩基性物質を添加して、重合体(B)を膨潤させる工程、からなる、乾燥時に、粒子直径Dが0.3〜5.0μである粒子内部に芯粒子を有し、さらにその芯粒子外層部に空隙層を有する粒子であって、芯粒子の直径φおよび空隙層の直径dとDの比が、それぞれ、φ/D=0.1〜0.6(但しd>φ)d/D=0.2〜0.8の範囲にある異屈折率層を形成した有芯多層構造エマルション粒子を製造する方法。
IPC (3):
C08F265/02 MQM ,  C08F257/02 MQH ,  C08F285/00 MQX

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