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J-GLOBAL ID:200903015102311968

湿式排ガス脱硫装置および脱硫方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 川北 武長
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992150880
Publication number (International publication number):1993337327
Application date: Jun. 10, 1992
Publication date: Dec. 21, 1993
Summary:
【要約】【目的】 カルシウム化合物吸収剤スラリによる湿式排ガス脱硫装置において、吸収剤スラリ排液を排水処理装置に排出するに際し、排液中に溶解しているフッ素および金属イオンを分離するためのアルカリ剤使用量が低減する湿式排ガス脱硫方法を提供する。【構成】 吸収塔2内で硫黄酸化物含有排ガスと接触したカルシウム化合物吸収剤スラリの一部をポンプ5を介して抜き出し、脱水機13で脱水して石膏14を回収し、脱水機排水の一部は吸収塔内へ回収し、脱硫装置の排水量に見合った脱水機排水の他の一部を中和タンク6に供給し、アルカリ剤7を添加してpHを調整した後、シックナ8に送り、上澄液を排水処理装置に排出し、固形分を含んだアンダフロースラリは吸収塔または脱水機に供給する。
Claim (excerpt):
硫黄酸化物を含有する排ガスをカルシウム化合物を含む吸収剤スラリと気液接触させる吸収塔と、気液接触した吸収塔内の吸収剤スラリの一部を抜出し該スラリ中の石膏を分離して回収する脱水装置とを備えた湿式排ガス脱硫装置において、脱水装置で石膏と分離されたスラリの残液の一部を吸収塔へ供給する手段と、該スラリ残液の他部にアルカリ剤を添加して液中の溶解物を析出させ濾液と析出固形物濃縮スラリに分離する手段と、濾液は排出し固形物スラリは脱硫装置へ戻す手段とを設けたことを特徴とする湿式排ガス脱硫装置。
IPC (2):
B01D 53/34 125 ,  B01D 53/34

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