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J-GLOBAL ID:200903015194924081

リチウム二次電池負極用炭素材料とその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 井上 雅生
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994187926
Publication number (International publication number):1996031422
Application date: Jul. 19, 1994
Publication date: Feb. 02, 1996
Summary:
【要約】【目的】 本発明は、放電容量が大きく、サイクル初期の段階からの充放電効率が高く、且つ、サイクル特性に優れたリチウム二次電池用負極材料としての炭素粉末を提供する。【構成】 本発明のリチウム二次電池負極用炭素材料は、ピッチを原料とする炭素粉末をホウ素化合物共存下で熱処理して調製した黒鉛化炭素粉末であって、CTE≦3.0×10-6°C-1、d002≦0.337nm、Lc≧40nm、R≧0.6であることを特徴とする。また、黒鉛化炭素粉末におけるホウ素の存在比が15重量%以下である。そして、本発明の炭素負極材料の製造方法は、ピッチを原料とする炭素粉末にホウ素化合物をホウ素換算で20重量%以下で混合し、不活性雰囲気下、2500°C以上、0.1〜10時間熱処理するものである。さらに、そのホウ素化合物がホウ素、炭化ホウ素、酸化ホウ素、ホウ酸の少なくとも一つである。
Claim (excerpt):
ピッチを原料とする炭素粉末をホウ素化合物共存下で熱処理して調製した黒鉛化炭素粉末であって、その炭素粉末の熱膨張係数(CTE)、X線回折法における炭素網面層の面間隔(d002)及び結晶子のC軸方向の大きさ(Lc)、アルゴンレーザーを用いたラマン分光法における1360cm-1バンドの1580cm-1バンドに対する強度比(R=I1360/I1580)がそれぞれCTE≦3.0×10-6°C-1、d002≦0.337nm、Lc≧40nm、R≧0.6であることを特徴とするリチウム二次電池負極用炭素材料。
IPC (2):
H01M 4/58 ,  H01M 4/02

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