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J-GLOBAL ID:200903015291915135
PVC含有廃プラスチックの熱分解油化方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
舟橋 榮子
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994023100
Publication number (International publication number):1995207279
Application date: Jan. 25, 1994
Publication date: Aug. 08, 1995
Summary:
【要約】【目的】 工程を短縮、簡略化し、かつ、廃棄物の排出実態に合わせたバッチシステムに好適なPVC含有廃プラスチックの熱分解油化方法を提供する。【構成】 PVC含有廃プラスチックを熱分解し、発生ガスから油分を得るに当り、該熱分解油化処理を一定要件を有する一定量の炭化水素類溶媒の存在下、第1段階の処理は、該溶媒のリフラックス温度下で行い選択的にHClを分解・除去し、第2段階の処理は、残液を廃プラスチックの熱分解温度域まで昇温し、発生分解ガスを高沸ガス還流下に処理し、凝縮液を分取することを特徴とする。【効果】 従来の方法に比較して作業や設備の省略が出来るだけでなく、廃棄物エネルギー回収率向上と廃棄物最終処分場の延命に貢献出来る。又、熱分解油化工程で発生するガスからHCl ガスを吸着排除したり、後処理工程で凝縮熱分解油を洗浄中和する設備・工程を必要としない為、設備費の大幅節減が出来る。
Claim (excerpt):
PVC含有廃プラスチックを熱分解し、発生ガスから油分を得るに当り、該熱分解油化処理をPVC含有廃プラスチック100重量部に対し40〜160重量部の、10%留出温度が大気圧下150〜280°Cである炭化水素類溶媒の存在下、2段階で行い、その際、第1段階の処理は、該溶媒のリフラックス温度下で行うことにより、含有PVCから選択的にHClを分解、除去し、第2段階の処理は、HCl除去後の残液を廃プラスチックの熱分解温度域まで昇温し、発生分解ガスを高沸ガス還流下に処理し、凝縮液を分取することを特徴とするPVC含有廃プラスチックの熱分解油化方法。
IPC (6):
C10G 1/10 ZAB
, B09B 3/00
, B29B 17/00 ZAB
, C08J 11/20 CEV
, B29K105:26
, C08L 27:06
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