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J-GLOBAL ID:200903015373614893

コハク酸の製造方法および精製方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 龍華 明裕
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2000509858
Publication number (International publication number):2001514900
Application date: Aug. 18, 1998
Publication date: Sep. 18, 2001
Summary:
【要約】【課題】 純粋なコハク酸を製造または回収するための方法で、追加の試薬の使用を最小限に抑え、副生成物の廃棄物を実質的に生成せず、酸および塩基の内部での再利用が可能な、非常に効果的な方法を提供する。【解決手段】 発酵装置のペーハーを中性に保つためにアンモニウムイオンを含む物質を用いるか、または、発酵装置で製造されたコハク酸塩の陽イオンをアンモニウムイオンで置換することによって、コハク酸アンモニウムを形成する。続いて、コハク酸アンモニウムと硫酸イオンとを、例えば、コハク酸アンモニウムを硫酸水素アンモニウムおよび/または硫酸と、十分に低いペーハーで混合することによって反応させて、コハク酸および硫酸アンモニウムを生成しても良い。硫酸アンモニウムは、有利に熱分解されてアンモニアおよび硫酸水素アンモニウムを生成する。コハク酸は、メタノールに溶解する工程によって精製されても良い。様々な、ろ過、環流、再利用などの工程が行われても良い。
Claim (excerpt):
コハク酸を製造する方法であって、 発酵装置において、コハク酸を製造する有機体によって発酵培養液の中の炭化水素を発酵する工程と、 発酵中に、前記有機体によるコハク酸の製造に適した中性のペーハーに維持するために、効果的な量の塩基成分を前記発酵培養液に加える工程と、 前記発酵装置から、コハク酸イオンおよび他のイオンを含む前記発酵培養液の一部を抜き取る工程と、 結晶化装置において、コハク酸結晶および硫酸アンモニウムを製造するために、前記抜き取られた培養液からのイオンと硫酸イオンおよびアンモニウムイオンのイオン源とを、効果的に低いペーハーで混合する工程と、 少なくともアンモニアおよび硫酸水素アンモニウムを製造するために、前記硫酸アンモニウムを分解する工程と、 前記コハク酸を製造する方法において前記アンモニアの少なくとも一部を再利用し、前記結晶化装置へ前記硫酸水素アンモニウムの少なくとも一部を供給する工程とを含むことを特徴とする方法。
F-Term (9):
4B064AD09 ,  4B064CA02 ,  4B064CC03 ,  4B064CC07 ,  4B064CC24 ,  4B064CD01 ,  4B064CD09 ,  4B064DA01 ,  4B064DA10
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • 特開昭56-015693
  • 特開昭56-015693
  • 特開平1-224092
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 化学大辞典編集委員会編、「化学大辞典3」、縮刷版、共立出版株式会社、昭和49年3月、p.673

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