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J-GLOBAL ID:200903015515223510

直線運動案内装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 世良 和信 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996265235
Publication number (International publication number):1998089359
Application date: Sep. 12, 1996
Publication date: Apr. 07, 1998
Summary:
【要約】【課題】負荷ボール転走溝を深溝として接触角の選択の幅を広げ、しかもボールの脱落を防止し得る直線運動案内装置を提供する。【解決手段】軌道レール2の上面に2列、左右側面には1列あるいは2列ずつのボール列を有し、軌道レールと移動ブロックの対応する負荷ボール転走溝5,10の位相をずらすことによってボールの接触角を任意に選択可能とし、ボールチェイン20のボール保持部21によって負荷ボール転走溝5,10内にてボールを前後から保持してその脱落を防止し、軌道レールと移動ブロックの対向面を連結部に近づけて負荷ボール転走溝5,10の溝深さを深くし、さらに負荷ボール転走溝5,10の溝直角方向の断面形状をボールの外周形状に近似させたことを特徴とする。
Claim (excerpt):
略断面四角形状の軌道レールと、該軌道レールの上面と対向する水平部と左右両側面と対向する左右支持脚部を備えた移動ブロックと、を備え、軌道レールの上面には直線方向に延びる2条の負荷ボール転走溝を設けると共に、左右側面には直線方向に延びる負荷ボール転走溝を1条づつ計2条設け、移動ブロックの水平部下面および左右支持脚部には前記軌道レールの負荷ボール転走溝に対応する4条の負荷ボール転走溝を設け、前記移動ブロックは、前記軌道レールの負荷ボール転走溝と対応する負荷ボール転走溝と該負荷ボール転走溝と並行して設けられた無負荷ボール戻し通路とを備えた移動ブロック本体と、該移動ブロック本体の両端部に設けられ前記負荷ボール転走溝と転動体戻し通路間を連通してボールの無限循環路を形成するボール方向転換路を構成する方向転換路構成部材とを備え、前記軌道レールと移動ブロックの対応する負荷ボール転走溝の位相をずらすことによってボールの接触角を任意に選択可能とした直線運動案内装置において、各ボール間に介在されボールの進行方向前後から各ボールを挟み込んでボールの脱落を防止するボール保持部と、該ボール保持部間を連結する可撓性の連結部と、を備えたボールチェインを設け、該ボールチェインのボール保持部を軌道レールと移動ブロックの対応する負荷ボール転走溝内に位置させ、連結部を負荷ボール転走溝が設けられる移動ブロックと軌道レールの対向面間の隙間に張り出すように構成し、移動ブロックと軌道レールの対向面を連結部に近づけて負荷ボール転走溝の溝深さを深くしたことを特徴とする直線運動案内装置。

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