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J-GLOBAL ID:200903015530751271

自動採譜装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992229925
Publication number (International publication number):1994075562
Application date: Aug. 28, 1992
Publication date: Mar. 18, 1994
Summary:
【要約】【目的】 計算機により、低周波数領域に特徴を持つ打楽器の打撃時刻の抽出及びその種類の識別を自動的に行い、実時間的処理を実現することのできる自動採譜装置を提供すること。【構成】 低域通過フイルタを通過したデジタル音楽信号をARモデルによってモデリングし、適応手法によりARモデル係数を推定して、その時間-周波数スペクトルを計算する。この時間-周波数スペクトルにおける最大パワーを持つピッチの時刻と打楽器の標準パターンの周波数特性によりマッチング範囲を決めて、実際のパターンと標準パターンとの類似度をパターンマッチングにより計算する。最後に、類似度系列に対しその最小値を抽出して、誤識別を防止するためのしきい値処理により打楽器の種類の識別を行う。
Claim (excerpt):
音楽信号中に含まれる打楽器音を自動的に採譜する自動採譜装置において、低域通過フィルタを通過する音楽信号に対して、その直流成分を除去する前処理部と、その前処理部で処理した信号をARモデルによってモデリングし、RLS適応アルゴリズムによるARモデル係数を推定してARモデル係数列を作成するARモデル係数列推定部と、そのARモデル係数列推定部により推定されたARモデル係数列を入力とし、打楽器信号の3次元スペクトルを計算する時間-周波数スペクトル計算部と、その時間-周波数スペクトル計算部により計算された打楽器信号の3次元スペクトルから最大パワーを持つピッチの時刻を抽出する抽出部と、既知の打楽器に対しその特性を分析し、その標準パターンを決定する標準パターン決定部と、その標準パターン決定部により決定された打楽器の標準パターンを蓄積する標準パターン格納部と、前記抽出部により抽出された最大パワーを持つピッチの時刻と、前記標準パターン格納部に格納された打楽器の標準パターンの周波数特性により、時間-周波数スペクトル上のマッチング範囲を決めて、実際のパターンと標準パターンとの類似度をパターンマッチングにより計算する類似度計算部と、その類似度計算部の計算結果からその最小値を抽出して、誤識別を防止するためのしきい値処理により打楽器の種類を判定する打楽器種類判定部とを備えたことを特徴とする自動採譜装置。
IPC (3):
G10G 3/04 ,  G10H 1/00 ,  G10L 3/00 531

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