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J-GLOBAL ID:200903015538276823

自由沈降型液体二酸化炭素浅海投入システム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998076394
Publication number (International publication number):1999228122
Application date: Feb. 19, 1998
Publication date: Aug. 24, 1999
Summary:
【要約】【目的】二酸化炭素の深海貯留法は、二酸化炭素の大気からの隔離期間が海水の鉛直循環周期の2000年以上になることが期待できる有望な地球温暖化対策技術であるが、貯留可能な3500m以深に液体二酸化炭素を送り込まなければならないことが、二酸化炭素を中層に放出させる溶解法に比べて不利な点であると考えられてきた。本発明は、低温液体二酸化炭素は浅海でも海水より重くなることに着目し、低温二酸化炭素を大液泡として浅海に放出することにより貯留深度まで自由沈降させ、深海貯留を溶解法と同程度以下のコストで実現させることを目的としている。【構成】-26°C以下の低温二酸化炭素を直径0.7m以上の大液泡として深度500〜750mの浅海に放出すると、5cm以上の厚みの氷層に被われる大液泡は、沈降とともに海水からの受熱により温度上昇するが、二酸化炭素が熱平衡状態で海水と同密度となる深度2750mに達するまで、沈降力を維持するための低温を保持でき、最終的には、貯留可能深度まで自由沈降する。
Claim (excerpt):
-26°C以下の低温二酸化炭素を限界直径(0.7m)以上の大液泡として深度500〜750mの浅海に放出し、液体二酸化炭素が熱平衡状態で海水と等密度となる深度2750mを通過するまで、二酸化炭素液泡の熱的非平衡性を保持させることにより、回収二酸化炭素を深海貯留が可能となる3500m以深まで自由沈降させる二酸化炭素浅海投入システム
IPC (2):
C01B 31/20 ,  B01J 19/00
FI (2):
C01B 31/20 Z ,  B01J 19/00 B

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