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J-GLOBAL ID:200903015562482132
ニッケル鉄系ペロブスカイト型固体燃料電池用空気極材料
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
志賀 正武
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998333262
Publication number (International publication number):1999242960
Application date: Nov. 24, 1998
Publication date: Sep. 07, 1999
Summary:
【要約】【課題】 燃料電池作動時の信頼性および能率向上のために、固体電解質に近い熱膨張係数を有し、より電子伝導性の高い空気極用材料が求められた。【解決手段】前記空気極用の材料として、LnNi1-xFexO3またはYNi1-xFexO3の組成のニッケル・鉄系ペロブスカイト型材料を用いて試験し、上記の組成式においてxが0.3〜0.6、より好ましくはxが0.4〜0.55の範囲の材料が空気極材料として好ましい特性を有することが認められた。すなわち、xがこの範囲の上記組成式の材料は、熱膨張係数が固体電解質に近く、電子伝導性が従来のLa0.8Sr0.2MnO3に比して高く、この材料で作られた空気極を備えた燃料電池は、高い信頼性、高い発電効率を持つ。
Claim (excerpt):
固体電解質とそれに接合して設けられた多孔質空気極および燃料極からなる単セル、そして前記単セルを電気的に接続するためのインターコネクタを有し、水素または燃料ガスと空気または酸素ガスとの化学反応を電気エネルギーに変換する固体燃料電池の空気極材料であって、該空気極がLnNi1-xFexO3(Ln:希土類元素)またはYNi1-xFexO3の式で表される組成を有し、前記式中のxが0.30〜0.60の範囲であることを特徴とする二ッケル系ペロブスカイト型固体燃料電池用空気極材料。
IPC (3):
H01M 4/86
, C04B 35/495
, H01M 8/12
FI (3):
H01M 4/86 T
, H01M 8/12
, C04B 35/00 J
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