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J-GLOBAL ID:200903015563069336

仮想3次元空間音響の再生方法および装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 松原 伸之 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995073658
Publication number (International publication number):1996272380
Application date: Mar. 30, 1995
Publication date: Oct. 18, 1996
Summary:
【要約】【目的】近似境界積分法を応用しつつ、0〜20KHzなどの幅広い周波数帯域を含んだ空間の音響特性を、精度高くかつ安価なコンピュータでも比較的短時間で得ることのできる、三次元空間における音響特性を再生するための処理方法および装置を提供する。【構成】複数の音響ベクトルを設定し、仮想空間を多角形の境界から構成せしめ、所定の継続時間内に、音波が境界に反射して伝播する音響ベクトルの伝播履歴データを算出記憶し、その伝播履歴データをもとに、各音響ベクトルについて、境界に反射する音波とその音波の微小面素によってつくられる観測点への速度ポテンシャルから、観測点に到達する過渡応答を、時系列の数値配列に加算記憶する。
Claim (excerpt):
音源から発せられる音波が、複数の境界からなる仮想した空間内で波動伝播することにより、前記空間内の任意の観測点に生じる音響を再生する方法であって、波源から放射する音波を2以上の複数の音線ベクトルで表し、前記複数の音線ベクトルのそれぞれについて、前記音線ベクトルと交差する前記境界のうち、所定の継続時間により伝播する距離内に存し、且つ前記音線ベクトルが入射し、反射する境界について、前記入射した音線ベクトルと、前記反射した音線ベクトルと、波源から前記境界までの延べ伝播距離、及び音線ベクトルが前記境界と交差する交点座標とからなる伝播履歴データを、該当する全ての境界について記憶し、記憶された前記伝播履歴データ及び前記伝播記録データに対応する音線ベクトルが占める境界上の微小面積から、前記観測点に与える音響特性を求める仮想3次元空間音響の再生方法。
IPC (4):
G10K 15/00 ,  G10K 15/12 ,  H04S 1/00 ,  H04S 7/00
FI (5):
G10K 15/00 M ,  H04S 1/00 K ,  H04S 1/00 D ,  H04S 7/00 F ,  G10K 15/00 B
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開昭61-262000

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