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J-GLOBAL ID:200903015743009374

電子管用陰極

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石田 長七 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992215934
Publication number (International publication number):1994068846
Application date: Aug. 13, 1992
Publication date: Mar. 11, 1994
Summary:
【要約】【目的】イオン衝撃によるエミッタの消耗が少なく、かつ直熱型として用いることができるようにした電子管用陰極を提供する。【構成】主材1は、タングステンの薄板よりなり、クランク型に蛇行した形状を有する。主材1は、表面に多数の微細な凹所3を備え、各凹所3の中に電子放出物質よりなるエミッタ2が充填される。凹所3は開口面に平行な断面の面積が開口付近よりも内部で大きくなる形状となっている。エミッタ2が凹所3の中に充填されていることによって、主材1の表面積に対するエミッタ2の露出面積が小さくなり、イオン衝撃や蒸発による消耗速度が低減する。また、主材1が蛇行した線状であるから、主材1の両端間の電気抵抗を大きくとることができ、直熱型として用いることができる。また、凹所3は内部の断面積が開口付近よりも大きいから、エミッタ2の充填量が多くなり、エミッタ2の寿命が長くなる。
Claim (excerpt):
バルブ内にガスを封入した電子管に用いる直熱型の陰極であって、金属の薄板を線状に板抜き加工した主材と、主材の表裏の少なくとも一面に形成された多数の微細な凹所の中に充填された電子放出物質よりなるエミッタとを備え、凹所は開口面に平行な断面の面積が開口付近よりも内部で大きくなる形状に形成されて成ることを特徴とする電子管用陰極。

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