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J-GLOBAL ID:200903015860969524

回転型電動圧縮装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 秋元 輝雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994289035
Publication number (International publication number):1996121365
Application date: Oct. 28, 1994
Publication date: May. 14, 1996
Summary:
【要約】【目的】 ヒンダードエステルなどの特殊エステルを冷凍機油に使用しても、オイルや冷媒の劣化ならびにスラッジの発生が防止できる回転型電動圧縮装置を提供する。【構成】 ロータ20を、市販の連続鋳造鋳鉄、例えば虹技(株)製の連鋳バー(FC25にNiを0.1〜0.2wt%、Crを0.2wt%以下、Moを0.07〜0.2wt%、Tiを0.25wt%以下添加したもの)を所要の形状に切断・切削・研摩加工等した後、930°Cに1時間保持した後、油焼入れして硬度がHv460〜480になるように作成すると共に、ベーン30を、市販の高速度工具鋼、例えばSKH-51を所要の形状に切断・切削・研摩加工等した後、直流グロー放電プラズマによる窒化法によって表面部に約60〜70μmの窒化層を形成し、さらに、この窒化層の上に例えば約5μmの厚さの窒化クロムの層を物理蒸着法、例えばアークイオンプレーティング法により形成して表面硬度がHv2000となるように作成した。
Claim (excerpt):
円形内面を持つシリンダと、前記円形内面の中心から偏心した円形外面を持つロータとを設け、前記円形内面と前記円形外面とを密接して前記ロータを回転することにより、前記シリンダと前記ロータとの間に形成した三日月状の間隙室を回転すると共に、前記間隙室を吸入室と加圧室とに仕切るためのベーンをスプリングなどで押し出す構成を持つ回転型圧縮機構を電動機により駆動して流体を加圧する回転型電動圧縮装置において、前記ベーンを表面に窒化処理と窒化クロムの物理蒸着処理とを2重に施した高速度工具鋼によって形成し、前記ロータを連続鋳造鋳鉄の焼入れ材によって形成したことを特徴とする回転型電動圧縮装置。

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