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J-GLOBAL ID:200903015978644085

免震装置用のオイルダンパ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高橋 友雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2006054011
Publication number (International publication number):2007231601
Application date: Feb. 28, 2006
Publication date: Sep. 13, 2007
Summary:
【課題】電力を用いることなく、想定を超える巨大地震時に減衰力を増強するとともに保持し、基礎と上部建物との間の相対変位を免震装置の許容ストローク内に確実に抑制することで、上部建物の損傷や破損を防止できる免震装置用のオイルダンパを提供する。【解決手段】第1油圧シリンダ20と、第1油圧シリンダ20の第1ピストン13が変位するのに伴い、第1油圧シリンダ20から供給された油圧により減衰力を発生させる減衰バルブ55と、第1ピストン13の変位が所定値に達したときに、第2ピストンロッド32aに設けた係合部34aが第1ピストンロッド12aの押圧部15で押圧されることによって作動し、第2シリンダ31a内からバネ座53の背面53a側に油圧を導入することにより、スプリング52を圧縮させ、そのバネ力を増大させることによって、オイルダンパ10の減衰力を増強する第2油圧シリンダ30a、30bと、を備える。【選択図】図5
Claim (excerpt):
免震支承との併用により免震装置を構成し、地震時における基礎と上部建物との相対変位を抑制するために、地震の揺れのエネルギーを吸収し、減衰させる免震装置用のオイルダンパであって、 前記基礎および前記上部建物の一方に連結された第1シリンダと、当該第1シリンダ内に摺動自在に設けられ、当該第1シリンダ内を左右2つの油室に仕切る第1ピストンと、押圧部を有し、前記第1ピストンと一体に設けられ、前記基礎および前記上部建物の他方に連結されたピストンロッドとを有する第1油圧シリンダと、 当該第1油圧シリンダの外部において前記2つの油室を互いに連通する連通路と、 当該連通路の途中に設けられ、当該連通路を開閉する弁体と、移動自在のバネ座と、当該弁体とバネ座の間に設けられ、前記弁体を閉弁側に付勢するスプリングとを有し、前記第1油圧シリンダの前記第1ピストンが変位するのに伴い、前記第1シリンダの前記油室から供給された油圧により前記弁体が開弁することによって、減衰力を発生させる減衰バルブと、 当該減衰バルブの前記バネ座の背面側に連通する第2シリンダと、当該第2シリンダ内に摺動自在に設けられた第2ピストンと、係合部を有し、前記第2ピストンと一体の第2ピストンロッドとを有し、前記第1ピストンの変位が所定値に達したときに、前記係合部が前記第1ピストンロッドの前記押圧部で押圧されることによって作動し、前記第2シリンダ内から前記バネ座の背面側に油圧を導入することにより、前記バネ座を介して前記スプリングを圧縮させ、当該スプリングのバネ力を増大させることによって、減衰力を増強する第2油圧シリンダと、 を備えることを特徴とする免震装置用のオイルダンパ。
IPC (4):
E04H 9/02 ,  F16F 9/48 ,  F16F 15/02 ,  F16F 15/023
FI (4):
E04H9/02 331Z ,  F16F9/48 ,  F16F15/02 A ,  F16F15/023 Z
F-Term (8):
3J048AA06 ,  3J048AC04 ,  3J048BE03 ,  3J048CB21 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38 ,  3J069AA50 ,  3J069EE65
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3)

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