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J-GLOBAL ID:200903016037003602

拡声電話機

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 柿本 恭成
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991167010
Publication number (International publication number):1993014475
Application date: Jul. 08, 1991
Publication date: Jan. 22, 1993
Summary:
【要約】【目的】 簡単な回路構成で、容易に、ハンズフリー通話の品質の優れた移動体搭載用の拡声電話機を提供する。【構成】 ノイズキャンセラ60をノイズ信号系列発生手段61、ADF64、及び加算器65で構成する。そして、発生手段61により、移動体の走行速度に応じた擬似ノイズ信号S61を発生し、ADF64に与える。ADF64は、近端話者音声信号の非入力時において、信号S61を参照信号とし、移動体のノイズ源からマイクロホン51までの伝達特性を推定してノイズ打消し信号S64を加算器65へ出力する。加算器65は、マイクロホン51からの移動体走行ノイズ信号より信号S64を差し引き、マイクロホン51から混入する実際の走行ノイズMNを消去する。この走行ノイズ消去後の信号は、エコーキャンセラ70によって音響エコーECが消去される。
Claim (excerpt):
近端話者音声信号を入力するマイクロホンと、遠端話者音声信号を出力するスピーカと、前記マイクロホンからの移動体走行ノイズ信号を打消すノイズキャンセラと、適応ディジタルフィルタを有し、前記遠端話者音声信号を参照信号として前記ノイズキャンセラから出力される前記マイクロホンからの音響エコーを打消すエコーキャンセラとを、備えた拡声電話機において、前記ノイズキャンセラは、移動体の走行速度に応じた擬似ノイズ信号を発生するノイズ信号系列発生手段と、前記近端話者音声信号の非入力時において前記擬似ノイズ信号を参照信号として前記移動体のノイズ源から前記マイクロホンまでの伝達特性を推定してノイズ打消し信号を出力するノイズキャンセラ用適応ディジタルフィルタと、前記移動体走行ノイズ信号より前記ノイズ打消し信号を差し引く加算器とを、備えたことを特徴とする拡声電話機。

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