Pat
J-GLOBAL ID:200903016064686517
耐炎化繊維及び炭素繊維の製造方法
Inventor:
,
,
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
高畑 靖世
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2004291148
Publication number (International publication number):2006104604
Application date: Oct. 04, 2004
Publication date: Apr. 20, 2006
Summary:
【課題】 製造装置の運転状態を安定化させ、高配向、高強度、高品位の炭素繊維用耐炎化繊維の製造方法を提供する。 【解決手段】 酸化性雰囲気下で延伸又は収縮を行いながら複数段のパスを形成して走行するプリカーサーを熱処理するに当たって、任意段のパスのプリカーサー単糸について、単糸に結節を形成させ、この結節単糸に張力を掛けて単糸のひずみを増加させつつ応力の変化を測定する結節強度測定試験で得られる応力-ひずみ曲線において、ひずみの増加に伴って応力が上昇し、次いで一旦急激に降下する応力降下再上昇点を過ぎて再び上昇する応力降下再上昇点Pに相当する延伸倍率を、前記任意段のパスにおけるプリカーサーの延伸倍率の上限とし、且つ耐炎化工程でのトータルの延伸倍率(耐炎化工程全延伸倍率)を1.01〜1.08としてプリカーサーを熱処理することにより耐炎化繊維を製造する。 【選択図】 図1
Claim (excerpt):
酸化性雰囲気下で延伸又は収縮を行いながら複数段のパスを形成して走行するプリカーサーを熱処理する耐炎化繊維の製造方法であって、任意段のパスのプリカーサー単糸について、単糸に結節を形成させ、この結節単糸に張力を掛けて単糸のひずみを増加させつつ応力の変化を測定する結節強度測定試験で得られる応力-ひずみ曲線において、ひずみの増加に伴って応力が上昇し、次いで一旦急激に降下する応力降下再上昇点を過ぎて再び上昇する応力降下再上昇点に相当する延伸倍率を、前記任意段のパスにおけるプリカーサーの延伸倍率の上限とし、且つ耐炎化工程でのトータルの延伸倍率(耐炎化工程全延伸倍率)を1.01〜1.08としてプリカーサーを熱処理することを特徴とする耐炎化繊維の製造方法。
IPC (1):
FI (1):
F-Term (12):
4L037CS02
, 4L037CS03
, 4L037FA01
, 4L037FA05
, 4L037FA06
, 4L037FA08
, 4L037FA12
, 4L037PA55
, 4L037PC05
, 4L037PS02
, 4L037PS12
, 4L037PS17
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3)
-
特公昭63-28132号公報(第2〜3頁)
-
特公平3-23649号公報(特許請求の範囲)
-
特公平3-23650号公報(特許請求の範囲)
Cited by examiner (4)