Pat
J-GLOBAL ID:200903016226422977
化学パルプのカッパー価のラマン分光分析法による測定
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
浅村 皓 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2001548936
Publication number (International publication number):2003518622
Application date: Dec. 20, 2000
Publication date: Jun. 10, 2003
Summary:
【要約】木材パルプにおけるリグニン含有量および/またはカッパー価のオンライン式分光学的測定のための迅速な方法が提供される。この方法は、現在利用できる商業的計測法とは違って、種の変動およびパルプ濃度とは無関係にリグニン含有量を測定できるようにする。この方法は、(1)化学パルプの製造プロセスから木材パルプの高濃度試料を取り出し;(2)これら試料を単色可視光源に付し;(3)その結果得られる散乱光およびそのラマンスペクトルを、ラマン-散乱光強度測定値をもたらすように前もって定められた波数範囲にわたって記録し;(4)上記試料の未補正-、基準線補正-および/または積分-ラマン-散乱光強度のいずれかを、リグニン含有量、セルロース含有量および濃度の異なる組み合わせが示す前もって定められた波数範囲にわたって測定し;(5)未知試料のラマン-散乱光強度測定値と、リグニン含有量、セルロース含有量および濃度の既知の組み合わせが示すラマン-散乱光強度との間の関係を、木材パルプ中のリグニン含有量および/またはカッパー価が任意の試料セルロース含有量レベルまたはパルプ濃度レベルについて5〜110、好ましくは5〜20のカッパー価範囲にわたって正確に測定できるように、単変量検量か、または多変量検量のいずれかで相関させる工程を含む。
Claim (excerpt):
木材パルプ試料中のリグニン含有量および/またはカッパー価を化学パルプ製造プロセスのパルプ化および漂白の操作中 a)化学パルプ製造プロセスからに測定する方法であって、次の:木材パルプの複数の高濃度試料を取り出し; b)上記複数の試料を単色可視光源に付して、その試料が該可視光を散乱できるようにし; c)上記散乱可視光のラマンスペクトルを前もって定められた波数範囲にわたって測定してラマン-散乱光強度測定値をもたらし;そして d)上記複数の試料のラマン-散乱光強度測定値を、リグニン含有量、セルロース含有量および濃度の既知の組み合わせが示すラマン-散乱光強度測定値と比較し、それより上記木材パルプのリグニン含有量および/またはカッパー価を推定する諸工程を含む上記の方法。
IPC (3):
G01N 21/65
, D21C 3/00
, G01N 33/34
FI (3):
G01N 21/65
, D21C 3/00
, G01N 33/34
F-Term (29):
2G043AA01
, 2G043BA14
, 2G043CA03
, 2G043DA05
, 2G043EA03
, 2G043FA02
, 2G043GA25
, 2G043GB28
, 2G043HA01
, 2G043HA02
, 2G043HA05
, 2G043JA02
, 2G043JA04
, 2G043KA01
, 2G043KA02
, 2G043KA05
, 2G043KA09
, 2G043LA03
, 2G043MA01
, 2G043NA01
, 2G043NA02
, 2G043NA11
, 4L055BA40
, 4L055CA40
, 4L055DA04
, 4L055DA09
, 4L055DA24
, 4L055FA03
, 4L055FA30
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