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J-GLOBAL ID:200903016328665661

固体電解質二次電池の製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 津国 肇 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991338012
Publication number (International publication number):1993151992
Application date: Nov. 28, 1991
Publication date: Jun. 18, 1993
Summary:
【要約】【構成】 リチウム系の負極と、金属カルコゲン化合物系の正極と、固体電解質とを備えた二次電池において、固体電解質は、(A)置換または非置換アクリル酸のアルコキシポリエチレングリコールエステルにラジカル重合開始加速剤が溶解した溶液と、(B)ポリアルキレングリコールジアルキルエーテルおよび/または有機非水溶媒にラジカル重合開始剤が溶解した溶液(ただし、(A)、(B)のいずれか一方にはアルカリ金属塩を含む)とを混合して得た生成物を液状で電池内に注入し、その後硬化させる固体電解質二次電池の製造法。【効果】 容易に固体電解質層の形成が可能で生産性に優れ、得られた固体電解質は電極との密着性、柔軟性および機械的強度に優れている。電池は、従来の電池に比べて充放電サイクル寿命が長い。
Claim (excerpt):
リチウムまたはリチウム合金かならる負極と、金属カルコゲン化合物またはリチウムと金属カルコゲン化合物との複合化合物からなる正極と、固体電解質とを備えた固体電解質二次電池の製造法において、前記固体電解質として、下記A液およびB液の少なくともいずれか一方がアルカリ金属塩を含む、A液とB液とを混合することによって得た生成物を液状で電池内に注入し、その後硬化させることを特徴とする固体電解質二次電池の製造法。A液は、一般式(1)で示される置換または非置換アクリル酸のアルコキシポリエチレングリコールエステルにラジカル重合開始加速剤が溶解した溶液であり、【化1】(式中、R1 は水素または炭素数1〜5のアルキル基を表わし、R2 は炭素数1〜5のアルキル基を表わし、mは2≦m≦30の整数を表わす)B液は、一般式(2)で示されるポリアルキレングリコールジアルキルエーテル【化2】(式中、R3 およびR5 は、たがいに同一であっても異なっていてもよく、炭素数1〜5のアルキル基を表わし、R4 は水素または炭素数1〜3のアルキル基を表わし、nは2≦30≦の整数を表わす);および/または一般式(3)で示される有機非水溶媒【化3】(式中、Xは【化4】を表わし、R6 は炭素数1〜6の一価の炭化水素基を表わし、R7 およびR8 はたがいに同一であっても異なっていてもよく、一重結合または炭素数1〜6の二価の炭化水素基を表わし、R9は炭素数1〜6の一価の炭化水素基またはシアノ基を表わし、R6 およびR9 は相互に連結して環を形成していてもよく、p、qおよびrはそれぞれ独立して0または1を表わし、R9 が一価の炭化水素基である場合はq+p+r>0である)中にラジカル重合開始剤が溶解した溶液である。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開平4-211412
  • 特開平4-331220

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