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J-GLOBAL ID:200903016366718752

既存建物の免震ピット構築方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 森 哲也 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995343804
Publication number (International publication number):1997184144
Application date: Dec. 28, 1995
Publication date: Jul. 15, 1997
Summary:
【要約】【課題】施工期間の短縮化、施工費用の低減を図ることが可能な既存建物の免震ピット構築方法を提供する。【解決手段】既存建物2の周囲地盤を掘削してドライエリア10を形成する。また、既存建物の躯体下部直下の地盤を根切りしてドライエリアの下部と連通する地下空間32を形成し、この地下空間に躯体下部から土中に埋設されている既存杭6の上部を露出させる。次いで、ドライエリアの下部地盤に新設杭を埋設する。次いで、ドライエリアの下部地盤に新設杭と一体にフーチング38を形成し、ドライエリア内に、躯体側壁を取り囲む擁壁40をフーチングの上部と一体に形成する。次いで、地下空間に、地下地盤との接触面積を増大させた耐圧版42を形成する。この際、既存杭6は前記耐圧版と縁を切って貫通する。そして、既存杭の上部外周に拡径部46を一体に形成し、前記耐圧版の上面に当接させる。
Claim (excerpt):
既存建物に免震装置を新たに設置するに際し、前記既存建物の躯体下部及び躯体側壁を取り囲むように免震ピットを構築する方法であって、前記既存建物の周囲地盤を掘削してドライエリアを形成する工程と、前記既存建物の躯体下部に沿って該躯体下部の直下の地盤を根切りして前記ドライエリアの下部と連通する地下空間を形成し、この地下空間に既存杭の上部を露出させる工程と、前記ドライエリアの下側の地盤に新設杭を埋設する工程と、前記ドライエリアの下側の地盤に前記新設杭と一体にフーチングを形成し、前記ドライエリア内に、躯体側壁を取り囲む擁壁を前記フーチングの上部と一体に形成する工程と、前記地下空間に、前記既存杭との縁を切り、且つ地下地盤との接触面積を増大させた耐圧版を形成するとともに、この耐圧版と前記フーチングとを連結する工程と、前記既存杭の上部外周に拡径部を一体に形成し、該拡径部を前記耐圧版の上面に当接させて水圧による前記耐圧版の浮き上がりを防止する工程と、を備えたことを特徴とする既存建物の免震ピット構築方法。

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