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J-GLOBAL ID:200903016542257139

毒性物質の評価方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 佐藤 一雄 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999311345
Publication number (International publication number):2001133452
Application date: Nov. 01, 1999
Publication date: May. 18, 2001
Summary:
【要約】【課題】 個々の化学物質を網羅的に分析することなく、生体に対する毒性影響を評価する方法として、動物実験に依らない、簡便かつ迅速な毒性物質の評価方法を提供すること。【解決手段】 化学物質に対する感受性や生体反応特性(細胞増殖性や生体物質生産性等)が細胞の種類によって異なることに着目し、複数種の細胞応答性を比較評価することによって、化学物質が示す生体影響の程度や性質を特徴づけることができ、さらに、既知の化学物質に関する評価結果に基づけば、被検水について得られた評価結果から被検水中の有害な化学物質の種類と濃度を同定することができる。
Claim (excerpt):
標準試料の毒性指数を算出し(下記第一工程から第三工程)、被検水の毒性指数を算出し(下記第四工程から第六工程)、次に前記標準試料の毒性指数と前記被検水の毒性指数とをグラフ化し(下記下記第七工程から第八工程)、得られた前記標準試料の毒性指数と被検水の毒性指数のグラフのパターンを比較することにより被検水中に含まれる毒性物質の種類と濃度を同定することを特徴とする、毒性物質の評価方法。但し、上記記載の第一工程から第八工程は以下の通りである。第一工程:既知の毒性物質の溶液について濃縮または希釈によって溶質濃度を変えた2段階以上の標準試料を含む培養液中で培養細胞を1時間から7日間の範囲で培養する工程。第二工程:培養後に培養細胞の増殖量または異常染色体出現率を計測する工程。第三工程:計測結果に基づいて50%作用濃度を算出し、下式より毒性指数を算出する工程。毒性指数=-log(50%作用濃度)ここで50%作用濃度として、既知の毒性物質に関する重量濃度またはモル濃度を用いる。第四工程:被検水について濃縮または希釈によって濃度を変えた2段階以上の被検試料を含む培養液中で培養細胞を1時間から7日間の範囲で培養する工程。第五工程:培養後に培養細胞の増殖量または異常染色体出現率を計測する工程。第六工程:計測結果に基づいて50%作用濃度を算出し、下式より毒性指数を算出する工程。毒性指数=-log(50%作用濃度)ここで50%作用濃度として、被検水に対する濃縮率または希釈率を用いる。第七工程:2種類以上の毒性評価項目に関して、第一工程から第三工程において算出した標準試料に関する毒性指数をグラフ化する工程。第八工程:第七工程で選択したのと同一の毒性評価項目に関して、第四工程から第六工程において算出した被検水に関する毒性指数をグラフ化する工程。
IPC (5):
G01N 33/18 ZAB ,  G01N 33/18 ,  C12N 15/09 ,  C12Q 1/68 ,  C02F 1/00
FI (5):
G01N 33/18 ZAB E ,  G01N 33/18 F ,  C12Q 1/68 Z ,  C02F 1/00 V ,  C12N 15/00 A
F-Term (11):
4B024AA11 ,  4B024CA02 ,  4B024CA20 ,  4B024DA02 ,  4B024HA11 ,  4B063QA07 ,  4B063QA13 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ43 ,  4B063QR55 ,  4B063QX01

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