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J-GLOBAL ID:200903016590081662

チルト式ヒンジ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大菅 義之
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993148155
Publication number (International publication number):1995004130
Application date: Jun. 18, 1993
Publication date: Jan. 10, 1995
Summary:
【要約】【目的】部品数が少なく組立が容易で且つ機器の蓋が開け易いチルト式ヒンジを提供する。【構成】チルト式ヒンジ5は、(a) のカム部3a′の円柱3a-2に(b) の滑動部3bを嵌合させ、上から(c) のように座金3cを嵌合させて円柱3a-2の先端部をかしめて組み立てる。そして機器の蓋に6角柱3a-1を嵌合させ機器本体にフレーム部3b-1をネジで固設して取り付ける。蓋を完全に開いた状態では、滑動部3bのバネ突起3b-3が、カム部3a′の一方の凹部3a-5に遊びをもって嵌合する。蓋を中間に開放した状態では、バネ突起3b-3がカム面3a-4′上に移動し、バネ付勢力でカム面を押圧し、その摩擦力で蓋の自重による回動を抑止する。蓋を閉鎖ロックした状態では、2つの凹部3a-5、3a-6の位置が入れ代り、バネ突起3b-3は偏心している凹部3a-6の境界に当接し、凹部3a-6をバネ突起3b-3と嵌合する方向へ付勢する。これによって、閉鎖ロックが解除されると蓋がポップアップする。
Claim (excerpt):
機器本体と該機器本体に回動自在に支持される蓋体との回動支持部に配設されるチルト式ヒンジにおいて、前記機器本体又は蓋体の回動支持部に嵌合する角柱と、該角柱と同軸の円柱と、これら角柱と円柱の間に鍔状に位置してカム面に2つの凹部を備えたカム部と、が一体に形成されてなるヒンジカム部と、前記機器本体又は蓋体の回動支持部に固設するためのネジ止フレーム部と、該ネジ止フレーム部に直角に連結し中央に前記ヒンジカム部の円柱に嵌合する孔を有するバネ部と、該バネ部の前記ネジ止フレーム部との直角連結部の反対側に凸設されたカム係合部と、が一体に形成されてなるヒンジ滑動部と、前記ヒンジカム部の円柱に前記ヒンジ滑動部のバネ部中央の孔が嵌合した上から嵌合し、前記ヒンジカム部の円柱先端部のかしめによって前記ヒンジ滑動部を回動自在に前記ヒンジカム部に押圧する座金と、を備えて、前記機器本体に対する前記蓋体の開放時には前記ヒンジ滑動部のバネ部に凸設されたカム係合部が前記ヒンジカム部のカム部に形成された凹部との嵌合から外れてカム面を移動することにより前記蓋体を前記機器本体に対して無段階の開放角度で保持することを特徴とするチルト式ヒンジ。
IPC (2):
E05D 11/10 ,  E05D 11/08

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