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J-GLOBAL ID:200903016627832922
耐ローピング性、リジング性および成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
田村 弘明
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996210317
Publication number (International publication number):1998053817
Application date: Aug. 08, 1996
Publication date: Feb. 24, 1998
Summary:
【要約】【課題】 耐ローピング性、耐リジング性に優れ、超深絞り性を有するフェライト系ステンレス鋼板を熱延板焼鈍を省略し、1回冷延法での製造方法を提供する。【解決手段】 重量%で、Cr:11〜25%、C :0.005 %以下、N :0.008 〜0.03%、Ti:C/12+N/14<Ti/48< 5(C/12+N/14)を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなるフェライト系ステンレス鋼のスラブを1250°C以下に加熱し、次に1100〜 950°Cの温度域で、 1パスあるいは 2パス以上の合計圧下率が50%以上の粗圧延を行ない、次いで粗圧延終了から仕上連続圧延機に噛み込まれるまでに少なくとも10秒以上の時間をとり、その後、最終の 2パスの合計圧下率が40%以上かつ仕上温度が 850°C以上の仕上圧延を行ない、仕上圧延直後から 5秒間の平均冷却速度を25°C/sec以下とし、巻き取った後、通常の冷延、焼鈍を施す。
Claim (excerpt):
重量%で、Cr:11〜25%、C :0.005%以下、N :0.008〜0.03%、Ti:C/12+N/14<Ti/48<5(C/12+N/14)を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなるフェライト系ステンレス鋼のスラブを1250°C以下に加熱し、次に1100〜950°Cの温度域での1パスあるいは2パス以上の合計圧下率が50%以上、かつ終了温度が950°C以上になるような粗圧延を行ない、次いで粗圧延終了から仕上連続圧延機に噛み込まれるまでに少なくとも10秒以上の時間をとり、その後、最終の2パスの合計圧下率が40%以上、かつ仕上温度が850°C以上となる仕上圧延を行ない、仕上圧延直後から5秒間の平均冷却速度を25°C/sec以下とし、巻き取った後、通常の冷延、焼鈍を施すことを特徴とする耐ローピング性、リジング性および成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法。
IPC (5):
C21D 9/46
, C21D 8/02
, C22C 38/00 302
, C22C 38/28
, C22C 38/54
FI (5):
C21D 9/46 R
, C21D 8/02 D
, C22C 38/00 302 Z
, C22C 38/28
, C22C 38/54
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