Pat
J-GLOBAL ID:200903016637459952

災害リスク評価システム、災害リスク評価サービス提供システム、災害リスク評価方法、災害リスク評価支援方法及び災害リスク評価サービス提供方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (7): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  川又 澄雄 ,  中村 友之 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003374941
Publication number (International publication number):2005141334
Application date: Nov. 04, 2003
Publication date: Jun. 02, 2005
Summary:
【課題】 事業者が経済的な観点から見て災害発生に関わる災害リスクを適正に評価でき、実行可能である適切な災害対策計画の策定及び対策費用を見積もれるようにする。【解決手段】 この災害リスク評価システムでは、損害保険の免責額や上限額等の条件を考慮して、損害保険で補償される分を除いた直接損害額、つまり事業者が負担する直接損害額を評価した上で、事業者が経済的な観点から見て災害発生に関わる災害リスクを適正に評価し、また経済的な観点から見ても実行可能である適切な災害対策計画の策定及び対策費用を見積もることができる災害対策の意思決定情報を提示する。【選択図】 図4
Claim (excerpt):
想定災害事象、想定災害発生頻度と災害の大きさの関係、イベントツリー情報、イベントツリー分岐項目である対象施設の設備データ、災害事象に対する対象施設の設備の応答解析情報、対象施設の設備の損傷度情報、対象施設の設備再建費、復旧日数、営業損害額、対象施設の損害保険の免責額若しくは上限額若しくは保険料のデータ、イベントツリー分岐項目である対象施設の代替設備データ、災害事象に対する対象施設の代替設備の応答解析情報、対象施設の代替設備の損傷度情報、対象施設の代替設備の設備再建費、復旧日数、営業損害額、代替設備設置時の対象施設の損害保険の免責額若しくは上限額若しくは保険料のデータを入力するデータ入力部と、 対象地域の災害ハザード曲線を求めるハザード曲線推定部と、 前記災害ハザード曲線に基づいて災害事象の発生頻度を評価する発生頻度評価部と、 対象建物の対象部位ごとの加速度増幅係数を用いて対象部位の応答加速度を評価する対象部位応答評価部と、 前記対象部位応答評価部の評価結果に基づいてイベントツリー分岐事象項目に関する対象施設故障率を算出する対象施設故障率推定部と、 イベントツリー情報に基づいて災害が発生した後の損傷モードを分類して、該当する損傷モードの損傷確率と直接損害額と休業による事業価値損失額とを評価する災害損失額評価部と、 損傷モード毎の損傷確率と直接損害額との積の総和をとることによって直接損害額期待値を算出する直接損害額期待値算出部と、 損傷モード毎の損傷確率と事業価値損失額との積の総和をとることによって事業価値損失額期待値を算出する事業価値損失額期待値推定部と、 現状設備における機能喪失発生頻度、直接損害額期待値、災害対策費用、事業価値損失額期待値及び損害保険の保険料と、災害対策を施した後の対策設備における機能喪失発生頻度、直接損害額期待値、災害対策費用、事業価値損失額期待値及び損害保険の保険料とを比較し、災害対策の意思決定情報として提示する情報提示部とを備え、 前記災害損失額評価部は、前記直接損害額として損害保険の免責額と上限額によって決められる損害保険による補償額を除いたものを直接損害額として用い、 前記直接損害額期待値算出部は、前記直接損害額期待値として損害保険の免責額と上限額によって決められる損害保険による補償額を除いたものを直接損害額期待値として用いることを特徴とする災害リスク評価システム。
IPC (2):
G06F17/60 ,  G06F19/00
FI (2):
G06F17/60 234E ,  G06F19/00 100

Return to Previous Page